HOT PIANO / Marty Paich

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マーティ・ぺイチといえば、「お風呂」だの「踊り子」だの(ジャケットがそういうのなんです)が有名どころだけれど、ビッグバンドってあんまり好きじゃないし、管入りはもういいかなぁ、それならモード盤のトリオを聞くかなぁなんて思ったりもしたけれど、ラリー・バンカーのヴァイブやハワード・ロバーツのギターが入ってるのがお得な気がするこのアルバム。やっぱり西海岸はいいなぁと思うわけです。1曲目が妙に暗くて、これをつかみに持ってくるのはセンス悪いんじゃないかと思うけど。後に『Jazz for Relaxation』ってタイトルで、お色気系ジャケットに変えて再発されたけど、「お風呂」や「踊り子」の足元にも及ばないデザインだった。

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