精巧に造りこまれた アレキサンドル・ファルギエール

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Alexandre Falguière(アレキサンドル・ファルギエール 1831-1900)はフランスの彫刻家、画家。

フランス南西部の美しい都市、トゥールーズ生まれ。
パリに出て彫刻を学ぶ、

1859年に彫刻部門のローマ賞を受賞
1864年からサロン・ド・パリに出展を始め、
1868年に『タルキシウス、キリスト教殉教者』を出展、名誉メダルを受賞。
この作品は現在はオルセー美術館に収蔵されている。
1878年にレジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲。

78年のパリ万国博覧会では、
有力な6人の彫刻家が選ばれ、
それぞれ六大陸を象徴する像を制作。

ファルギエールはアジアの像を制作。
六大陸の像は現在、オルセー美術館に収蔵されている。

画像の ディアナ(Diana)は、ブロンズ 79.cmh
矢を放ったばかりの弓 三日月の髪飾り
東京富士美術館に収蔵されています。
先日入手したブロンズ胸像のオリジナルです。
肩先に A Falguière のサインが刻み込まれている
精緻な造り込みと、100年余を経て鈍く輝く地肌
小振りながらも迫力と美しさを兼ね備えている。
アレキサンドル・ファルギエールの技量と表現力
時代の逸品です。

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