小樽 オルゴール堂

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小樽 日銀通りを海へ向かって下って、右折。 すぐの左側にこの店はありました。
 
「小樽オルゴール堂」  以前は岩永時計店の店舗だったとのことです。
 
それもその筈で、店の真ん中に大きなホールクロックが鎮座しています。      

お店の若い女性たちと「130年前のホールクロック」の事で会話が盛り上がった後、

「みました」と言われてしまいました。 
98Fの「家、ついて行って良いですか?」のことです、
照れ笑いで、その場を繕ったのですが、
TV電波は距離とは関係ないのでしたよね。

さて、 高さは2.5m、中3針 の本品は明治期を代表する商館時計の一つとして知られています。

明治29年(1896年)輸入商社「コロン商会」より購入との記載があります。

「コロン商会」とは、1875年にジュール・コロン、パウル・コロンの兄弟により

神奈川県横浜居留地十番館に開業。 時計・宝飾品の輸入販売業を行っていました。

横浜居留地の古地図がありましたので、撮影・添付しました。

「小樽オルゴール堂」は、この通りに4店舗(施設)を構え、観光の核施設ととなっていま  
 す。

展示されている、パイプオルガンやアンティーク・オルゴール、蓄音機などは、量・質的にも最高級のものです。

この通りには、「北一硝子」も多数の店舗やギャラリーを展開しています。 

こんなに増えたのか!と驚きましたが、いずれ劣らぬ、小樽の観光核施設となっています。

小樽という町は、過去のストックが積み重ねられた街で、街並みが美しい。

ニトリが、近年・近隣の歴史的建造物を再開発して、「小樽芸術村・4施設」を開設。 

ますます魅力的な街並みとして復興してきました。

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