- 0318 Museum
- 116F 札幌時計台
- 小樽 オルゴール堂
小樽 オルゴール堂
小樽 日銀通りを海へ向かって下って、右折。 すぐの左側にこの店はありました。
「小樽オルゴール堂」 以前は岩永時計店の店舗だったとのことです。
それもその筈で、店の真ん中に大きなホールクロックが鎮座しています。
お店の若い女性たちと「130年前のホールクロック」の事で会話が盛り上がった後、
「みました」と言われてしまいました。
98Fの「家、ついて行って良いですか?」のことです、
照れ笑いで、その場を繕ったのですが、
TV電波は距離とは関係ないのでしたよね。
さて、 高さは2.5m、中3針 の本品は明治期を代表する商館時計の一つとして知られています。
明治29年(1896年)輸入商社「コロン商会」より購入との記載があります。
「コロン商会」とは、1875年にジュール・コロン、パウル・コロンの兄弟により
神奈川県横浜居留地十番館に開業。 時計・宝飾品の輸入販売業を行っていました。
横浜居留地の古地図がありましたので、撮影・添付しました。
「小樽オルゴール堂」は、この通りに4店舗(施設)を構え、観光の核施設ととなっていま
す。
展示されている、パイプオルガンやアンティーク・オルゴール、蓄音機などは、量・質的にも最高級のものです。
この通りには、「北一硝子」も多数の店舗やギャラリーを展開しています。
こんなに増えたのか!と驚きましたが、いずれ劣らぬ、小樽の観光核施設となっています。
小樽という町は、過去のストックが積み重ねられた街で、街並みが美しい。
ニトリが、近年・近隣の歴史的建造物を再開発して、「小樽芸術村・4施設」を開設。
ますます魅力的な街並みとして復興してきました。