Treveropyge rotundifrons

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ドイツ西部ラインラント=プファルツ州から産出するデボン紀の三葉虫。Steinsberg産の種類は、更に西に直線距離で80㎞ほど離れたGees産と比べるとの細部までは明瞭ではないですが、大型で褶曲の影響を受けた種類を産出するようです。Treveropygeは、モロッコ産でイメージがつきますが、「Eifel-Trilobiten2:Phacopida 1」を見てみると10種類以上が記名されており、研究が進んでいる事に驚きます。私には、この標本がTreveropygeといわれてもピンとこない位、特徴が分かり難いです。

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    trilobite.person (orm)

    2024/08/03 - 編集済み

    steinbergの三葉虫、褶曲の影響もあり、若干ポルトガル産にも似ていますね。Treveropygeとのことですが、パッとみは何も言われなければ、むしろ、狭い意味での何かしらのファコプス属のような見た目をしていますね。モロッコ産のあのイメージが強い種類ですが、少なくとも10種類以上居るとは驚きです。

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      Trilobites

      2024/08/03

      当産地では状態が良い方の、この標本だけ見てTreveropygeと判別出来る方は研究者向きかもしれません。そのうえで10種も区分してきたドイツの研究者は、神の領域ですよね。Treveropygeは、モロッコ産の状態が良い個体が入手できれば、それで十分と思います。

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