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Pete Shelley “Homosapien”
えー、久しぶりに出てきました。パンクバンドBuzzcocksのリーダーにしてVo/GのPete Shelleyのソロアルバム2枚目”Homosapien”です。ソリッドかつスピーディーな演奏で知られたBuzzcocksでしたが、このアルバムでは、Shelleyのポップネスがエレ・ポップの形で、遺憾無く発揮されています。Shelleyのソロのバイオグラフィーについては前回、書きましたので、ここでは割愛させて頂きます。このセカンド・アルバムでは、A1のタイトル曲”Homosapien”に代表されるような純エレ・ポップな曲もあるのですが、B3 “Pusher Man”やB4 “Just One Of Those Affairs”或いはB5 “It’s Hard Enough Knowing”のように、それ程シンセを使っていない「通常」のポップソングも聴くことが可能です。そうなんです。ここぞと言うところでは割とギター(場合によってはアコギも)使っているんですよ。今回も、ShelleyはMartin Rushentと共同で作っているようですし、共同でプロデュースしています。そんな訳で多分、完全にエレ・ポップになる事を避けたのではないか?と推測します。また、前回も書きましたが、Shelleyの声質が、特徴的で、その歌い方とか声を聞けば、直ぐに「あっ!Pete Shelleyだ!」と分かる位です(最近、Buzzcocksの再結成した時には見る影も無かったですが)。その声質は、この手のポップには良く合いますね。それで、シングルとして先行発売されていた”Homosapien”はゲイ・セックスについて歌っていたので、英国BBCでは放送禁止になりますが、米国ダンスチャートでは14位まで上がります。しかしながら、BBCはまたもや本アルバムを放送禁止にしています。まあ、彼はバイ・セクシャルであることを公言していますからね。収録曲自体はどれも良い感じで、どの曲も捨て曲無しのポップさです。なので、Buzzcocksファンだけではなく、英国ポップス好きなリスナーさんに聴いて欲しいです! 因みに、ジャケの白ジャケットを着ているShelleyはBuzzcocksとは違うことの表明でしょうか?
A1 “Homosapien” (4:32)
A2 “Yesterday's Not Here” (4:08)
A3 “I Generate A Feeling” (3:10)
A4 “Keat's Song” (1:58)
A5 “Qu'est-Ce Que C'est Que Ca” (4:18)
B1 “I Don't Know What It Is” (3:27)
B2 “Guess I Must Have Been In Love With Myself” (3:33)
B3 “Pusher Man” (2:47)
B4 “Just One Of Those Affairs” (3:37)
B5 “It's Hard Enough Knowing” (5:35)
B3 “Pusher Man” (2:47)
https://youtu.be/NfHMjQGwuOo?si=KgIZlD0Oi9p5S56H
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLOGCHAoJitlZ3DyUrj6Vm2fmfMbzNYTfw&si=5vyb8xsgEfEzGlt7
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