Tangerine Dream “Alpha Centauri (ケンタウルス座のアルファ星[第三の音楽])”

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久々にTangerine Dreamの登場です。しかもセカンド・アルバム”Alpha Centauri (ケンタウルス座のアルファ星[第三の音楽])”です。Tangerine Dreamについては以前に述べていますので、そちらをご参考にして下さい。それで、先ず、メンバーなのですが、ファースト・アルバムに参加していたConrad SchnitzlerとKlaus Schultzeが抜けてしまい、Edger Froese (G, B, Organ, Vo, Effects)だけが残りましたが、直ぐにChristopher Franke (Perc, Flute, Piano Harp, Synth)とSteve (Wolfgang) Schroyder (Organ, Vo, Electronics [Echo Machines], Perc)が加わって再びトリオを結成しています。そして、本作品では、ゲストに、Udo Dennebourg (Flute)とRoland Paulick (Synth)も加わっています。それで、本作品では、A面2曲、B面1曲と長尺の曲が収められていますが、図形楽譜に沿って演奏されたみたいです。それで、個人的な感想としては、ん〜そうですねぇ、現代音楽とプログレの中間みたいな音楽と言った感じでしょうか?フルートやオルガンが奏でる中、シンセのピロピロとした音が駆け回ると言えば良いのでしようか? A2 “Fly And Collision Of Comas Sola”では確かにドラムが曲を牽引していますが、基本的には、ビートレスっぽい曲で、ジャム・セッション的な印象です。まだ、シーケンサーとかも使われてはいませんので、それもあって、その後のTangerine Dreamとは違う印象を受けますね。しかしながら、当時の最先端であったことを考えると、シンセを取り入れた音楽を早々とやっていた音楽的先見性は特筆すべきでありますので、聴いてみる価値はあります!

A1 “Sunrise In The Third System” (4:20)
A2 “Fly And Collision Of Comas Sola” (13:05)
B “Alpha Centauri” (22:00)

https://youtu.be/pcmnrSoEIl4?si=BNqE_OzvkFth6Ydy

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