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The Residents “Duck Stab! / Buster & Gun”
さあさあ、お待たせしました。漸く、目玉親父の完全匿名バンドThe Residentsの作品をご紹介します。まず、レジデンツとは?と言う所を少しだけおさらいしておきます。レジデンツは、噂では1960年代に既に宅録グループとして、米国SFで活動を開始していたとのことですが、この時点では明確なバンド名はなかったみたいです。彼らは1971年にCaptain Beefheartを出していたWarner Broth. Recordsにデモテープを送りますが、やはり「ウチのレコード会社には合わん」と一蹴されてしまいます。Warnerの担当者がその返事を返そうとすると、送り主の名前が書いていなかったので、「住人(Residents)へ」と書いて送り返されました。それで暖簾に腕押し的に、彼らは自らをThe Residentsと名乗り始めます。その後、彼らは1971年にライブ活動や映画作成などの活動を始めますが、この頃に、英国人ギターリストのSnakefingerや謎の人物N. Senadaとコラボしていたとのことです。その後、現在に至るまで、4人組とはわかっているのですが、その正体は誰も知らないと言う徹底振りを続けています。もうレジデンツの逸話を書き出すとキリが無いので、本作品に付いてご紹介しますね。本来、このアルバムは彼らのレーベルRalph RecordsからEPで出す予定だったA面の曲(Duck Stab!サイド)に、B面の曲(Buster & Gunサイド)をくっつけて、LPの体裁でリリースされました。内容は?と言うと、一応メロディーやリズムもあるのですが、アレンジがメチャメチャ変態チックで、脱臼するような音楽を聴かせてくれます。微妙にズレた音程とか”Happy birthday”の歌が無関係に挿入されたりとか、兎に角、「普通」じゃない音楽です。A面1曲目の “Constantinople”とかは強烈ですね。どうして70年代にコンスタンチノープルについて歌う必要があるのでしよう?まあ、彼等なりのコンセプトがあるようです。それから私の持ってる盤には、彼らが来日した時に京都でもらったらしいレジデンツのサインとシールが同封されてました。本物かな?
◼️Duck Stab
A1 “Constantinople”
A2 “Sinister Exaggerator”
A3 “The Booker Tease”
A4 “Blue Rosebuds”
A5 “Laughing Song”
A6 “Bach Is Dead”
A7 “Elvis And His Boss”
◼️Buster & Glen
B1 “Lizard Lady”
B2 “Semolina”
B3 “Birthday Boy”
B4 “Weight-lifting Lulu”
B5 “Krafty Cheese”
B6 “Hello Skinny”
B7 “The Electrocutioner”; Ruby (Vo)
https://youtu.be/4YEPU68zqik?si=C4gO2hVicfMqfQN4
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLMHEPgN9EjIaTJ6uKrYQE5g2OqvS-1lws&si=AIVKkmeXToASdO8W
#TheResidents #DuckStab! #Buster&Glen #RalphRecords #FifthAlbum #正体不明 #Avant-Pop #1978年
オマハルゲ
2023/01/15 - 編集済み自分は渋谷に見に行き、画像のシールをごっそり持って帰っちゃいましたw
倉庫を漁ればまだあるはずです。
彼らはメンバーが亡くなってなし崩し的に正体が明かされたそうですね。
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Dr K2
2023/01/15まあ彼等は60年代から活動してますので、もう良い歳ですよね。もう正体バレても良いかな?とは思いますが。
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