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Conrad Schnitzler & Andreas Reihse “Con-Struct”
また出ました!世紀の奇才Conrad SchnitzlerとLa! Neu?にも関わっていたAndreas Reihseのコラボ・アルバム”Con-Struct”です。本作品は、2011年にリリースされたConradとBorngräber & Strüverのコラボ作”Con-Struct”のパート2として作製されていますが、そちらについては私は未聴。それでパート2である本作品について書きたいと思います。Conradのバイオグラフィーは前回のを参照してもらうとして、Andreasのバイオグラフィーを少しだけ、彼はクラブ・ミュージック界で活躍している独逸人アーティストで、KreidlerやPeriode と言うバンドで有名であるとのこと。このKreidlerは1994年結成で、その創立メンバーはThomas Klein (Dr), Andreas Reihse (Synth, PC), Stefan Schneider(B; 1998年まで)及びDetief Weinlich (Sampler)でしたが、その後メンバーチェンジにより4人(1998年以降はStefanに代わってAlex Paulickが加入)が4人ともエレクトロ・アコースティックな楽器とPCと言う構成に変わっています。ここら辺については、私は暗いので,ここまでとします。
それで,本作品は、説明文によると、最初にConradが単独で録音・演奏した曲(音源)をAndreasがアレンジ・プロデュースした作品とあります。どうも、この”Con-Struct”シリーズは、同様のリミックス/リメイクの方法でアルバム作製されています。元の音源がどのようだったのかは計り知れませんが、恐らく、そんなにいじられてはいない感じがして、流石、Conrad節だなぁと感心します。恐らくは音の位相や空間性の面で、Andreasの処理が入っているのではないでしょうか? ただ、全体的にPCでデジタル処理した時のヒンヤリとした感触になっており、ここら辺にAndreasの手が加わっているのでは?と思います。曲自体はシンプルで、「音=鉱物」的な面がありますが、基本的にはミニマルです。Conradの音って、基本、電子音なのですが、プログレとしてはポップ過ぎますし、ポップミュージックとしては自由過ぎる感じがします。そこら辺が上手く生かされたアルバムだと思います。コラボとしては面白い作品だと思います。皆さん、そんな作品はどうですか?
A1 “Con-Struct 9” (4:57)
A2 “Con-Struct 10” (5:42)
A3 “Con-Struct 11” (3:10)
A4 “Con-Struct 12” (4:05)
A5 “Con-Struct 13” (2:00)
B1 “Con-Struct 14” (6:15)
B2 “Con-Struct 15” (6:27)
B3 “Con-Struct 16” (6:23)
B2 “Con-Struct 15” (6:27)
https://youtu.be/q1M0j5VV6aI?si=aa2SoSCyzT1N_SI5
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