Flash and The Pan “Lights in the Night”

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Flash and the Panを知っている人はいるかなぁ?このバンドは、1976年中旬に、元EasybeatsのメンバーであったHarry VandaとGeorge Young(ハードロックバンドAC/DCのギターリストAngus Youngの実兄)によって結成されたレコーディング中心のオーストラリアのバンドです。彼等は共にG, Kbd, Voが出来たので、元々はオーストラリアや英国でシンガーソング・ライターやプロデューサーとして働いていました。 1976年9月にリリースされた彼等のデビューシングル"Hey, St. Peter”は11月のKent Music Report Singles Chartで5位を獲得しています。また、1977年6月に世界各国で配給され、ベルギーやオランダ、英国、北米でヒットしました。彼等のファーストアルバム”Flash and the Pan”は1978年12月にオーストラリアだけでなく、世界各国でリリースされ、スタジオ・ミュージシャンであるRay Arnott (Dr), Les Karski (B)とWarren Morgan (piano)らが契約しています。そして1980年に、セカンドアルバム”Lights in the Nights”を同じメンバーで作製し、国際的にリリースしています。このアルバムではVandaとYoungがセルフ・プロデュースをしていますが、やはりオーストラリアやスウェーデンのチャートでは高い評価をうけています。その後も4枚のアルバムをリリースし、1993年に解散しています。
それで本作品ですが、ファーストアルバムのジャケを黒塗りして、一部にスクラッチを施すなど、まずそのデザイン・センスに驚かされます。曲はやや長めの曲が多いのですが、飽きさせませんね。また、先程は書かなかったんですが、元々はシンセを使ったポップミュージックとの評判でした。しかしながら、それ程、テクノポップ程のシンセの使い方はしていませんね。これを買った当初はテクノポップ・バンドだとばかり思っていたのですが、いい意味でも悪い意味でも,見事に裏切られましたね。今の耳で聴くと、メジャーチャートを食い込む産業ポップミュージックのような気もします。なんて書くと、興味が薄れるかもしれませんが、偶には良いんじゃないかと思います。皆さんもどうぞ!

A1 “Media Man” (5:55)
A2 “Headhunter” (5:50)
A3 “Restless” (3:45)
A4 “Welcome To The Universe” (8:40)
B1 “Make Your Own Cross” (5:27)
B2 “Lights In The Night” (4:30)
B3 “Captain Beware” (4:30)
B4 “Atlantis Calling” (6:00)

https://youtu.be/alEDulV0lDs?si=sr3pbv2t0JIm6tDi

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