北原佐和子「SAWAKO/TOKIMEKI」

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現在もyoutube等も含めて女優として活躍中の
北原佐和子さんのアイドル時代のデビューアルバム

同じ事務所の所属だった真鍋ちえみさん、三井比佐子さんとともに
1981年にアイドルユニット「パンジー」を結成。
自身の18歳の誕生日である1982年3月19日に
1stシングル「マイ・ボーイフレンド」で歌手としてソロデビューし
4月にはこのアルバムを発売しました。

パンジーとして3人で何かするのは
映画やグラビアなどだけで
レコードはそれぞれソロでしか出してないのですね
要はこの時代に大ブレイクしていた「たのきんトリオ」と
同じような手法です

でも佐和子さんのデビューは
当時めちゃくちゃ注目されていて
「マイ・ボーイフレンド」が出る時も
レコード屋さんにいくとあちこちに
パネルやポスターが貼られていて大プッシュでした…
当時のキャッチフレーズは「さわやか恋人一年生」
これあちこちで見たからよく覚えてます!

ただ…花の82年組なんですよね
この年はライバルも多い上に
そのレベルもすごく高い年でした…
残念ながら事務所の思惑ほどのブレイクとはなりませんでした。

それでもパンジーの中では一番息長く活躍されていますね。
いまだに現役ですし…

私は当時ものの見事にオスカープロモーションの戦略にハマりまして(笑
「マイ・ボーイフレンド」も
(さすがにもう持っていないけどイエローのカラーレコード)
この1stアルバムも予約して買いました…
いや、でもめちゃくちゃ美人でかわいかったのです
ただパンジーの3人は3人とも歌唱力が…(苦笑)
佐和子さんの場合は18歳のデビューの割には
デビュー曲が子供っぽかったことと
2ndシングルに歌いこなすのが明らかに難しい
「スウィート・チェリーパイ」だったことも不運だったかも…
3rdシングルの「土曜日のシンデレラ」はめちゃくちゃ良くって
これがデビュー曲な違ったかも…と当時も思いました…

で、肝心のデビューアルバムですが
全体的には良くも悪くも
いかにも当時の80年代アイドルのアルバムと言った感じです。
私はめちゃくちゃ思い入れがある1枚なので
どうしても贔屓目で見てしまいますし
A-1の「パッとパンジー」やA-2「何にも知らないくせに」あたりを聴くと
「おおおお~やっぱりかわいらしいし、
いいじゃんいいじゃん!!!」となってしまいます(笑
B-2の「ちょっとアドベンチャー」とか
B-3「お茶目はダ・メ・ヨ」あたりもいいですし
ラストの「恋は2オンス」もいいですよねぇ

でも確かに後から考えると
全体的にやけに子供っぽいイメージが付いてまわります。
15歳くらいでデビューするアイドルっぽい楽曲が多いのですよねぇ
もう少し大人っぽさを加えてほしいような気も…

でもそれは今考えるからでしょうね
当時はこのアルバムも何も疑問もなく
夢中になって聴きましたし
テレビに出ている佐和子さんの姿を見ては
「ぶちくそステキじゃわぁ…」って思ってたし(笑
私にとってはいい時代でした…

1982年4月25日リリース

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