Michael Rother “Flammende Herzen (燃える心)”

さあさあ、Michael Rother祭りだよー。と言う訳で、独逸ロック界の重要人物Muchael Rotherのソロ作品としてはファーストに当たる“Flammende Herzen (燃える心)”を紹介します。因みに、私の持っているのは国内盤の再発盤です。M. Rotherについては、前回、紹介したので、ここでは、バイオグラフィーは省略します。まあ、元(極初期)Kraftwerk, 元Neu!, 元Harmoniaと言うクラウトロックの根幹の１つに常に関係してきたアーティストの1人がM. Rotherと言うことは覚えていますよね？. それで、本作品でも元CanのJaki Liebezeitがドラムで客演しています。一方、M. Rotherは、G, e-Piano, B, Synth, Organ, e-Percを担当、プロデューサーは名匠Conny Plankです。もうこれだけで、音楽が脳内再生されますよね？ Liebezeitごlが叩き出すハンマービートは当時の音楽評論家には「単純な音で退屈」と評されていましたが、今や、この反復する音楽は寧ろビート・ミュージックの根本であり、これこそが祝祭性を現出させる要素だと思います(しかし、同じ音楽でも時代によってはかなり解釈や印象が異なるものだなあと思います)。A面２曲、B面３曲で、良いバランスで収録されています。特にA面で聴かれる伸びやかなクリーントーンのギターが印象深く、またメロディーも簡素ではありますが、生き生きとしていて非常に心地よいです。ファースト・ソロにして既に音楽の方向性が定まっています。クラウトロックにおける基本の名盤でもあるので、是非とも持っておきたい１枚ですね。

A1 “Flammende Herzen” (7:02)
A2 “Zyklodrom” (9:36)
B1 “Karussell” (5:22)
B2 “Feuerland” (7:04)
B3 “Zeni” (5:09)

https://youtu.be/3xTf8mznnIw?si=CA48DSE-hWM-Ngae

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k5J1gg1m7GBx0BNGO4sI8dDABuN48F4uM&si=tvUVB1WStMK60bXU

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