- 0318 Museum
- 170F M.S.GLORIC APRIL 1967
- 海雲台 I PARK ダニエル・リベスキンド
海雲台 I PARK ダニエル・リベスキンド
JCD研修ツァーの3日目は、釜山だ。
地図で見ると釜山は対馬のすぐ上にあり、日本に非常に近いことがわかる。
韓国の人々が訪日する場合、釜山経由で来るのが非常に多いと聞く。
釜山で強く印象が残ったのが、海際ギリギリに立つ「海雲台ウドン現代IPARK」だ。
まさに彫刻のようなフォルムで伸び上がる姿・・・・
力強いアイコンとなるダイナミックな建築の創造をコンセプトに建設された。
デザインはアメリカ建築界のスター・アーキテクトであるダニエル・リベスキンド。
ダニエル・リベスキンド(Daniel Libeskind)
両親はユダヤ系、1946年生まれ 両親はホロコーストの生存者。
ポーランドからの移民・米国で活躍・現代を代表する建築家。
紛争、テロ、戦争などの人間の負の側面へ建築からアプローチ。
かつてニューヨークのグラウンド・ゼロのマスタープラン・コンペに優勝した現代アメリカ建築界の巨匠(46Fに、記載しています)
5棟の新しいタワーを彫刻的な形に納めたのは、海の美しさと力強さを表現するためであったとのこと。
外壁を構成する曲面的ジオメトリーは、海の優雅な表情、風をはらんだ帆、花びらのユニークな構成美など、自然美から派生した伝統的な韓国建築のコンセプトを踏襲していると言う。
3棟の集合住宅、オフィス・タワー、ホテル・タワーの全5棟からなり、
総延床面積は418,100m² という巨大な開発である。
さて、ソウルのザハ・ハーディッド(Zaha Hadid)の D.D.P といい、
リベスキンドの IPARK といい・・・
とにかく韓国の気概を見せつけられた思いのツァーでした。