Akantharges mbareki

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Akanthargesという三葉虫を始めて目にしたのは、Jorf産が出回り始めてしばらくした2011年終り頃だったと記憶しています。今までの三葉虫とは一線を画す厳つい姿、モロッコ産に想像もしていなかった造形があったのに驚きを覚えました。更にHammi氏の標本は世界に数個しかない頃、車でも買えそうな価格にも二度驚愕したのを覚えています。まるでイラガの幼虫のような棘とイボの装飾は、毒でも持っていそうな位に不気味な姿だと思います。2013年に2種類あるAkanthargesは、この標本のAkantharges mbarekiとやや平滑な種類のBasseiarges mellishae(Corbacho&López-Soriano2013)とに記載されています。

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    Trilobites

    2020/09/10

    まっきー2013年05月23日 12:39
    でたっ!アカンタルゲス。めっちゃレア三葉虫ですね。値段は想像もつきません。

    2013年05月23日 21:20
    > まっきーさん 
    この種類を本ページで紹介できる日が来るとは思ってもみませんでした。三葉虫コレクターであれば、この種類は一目置く存在であることは言うまでもありません。世間からみれば、2cm程度の気持ち悪い姿をした生きものの化石に、云十万も出すのは馬鹿げたお金の使い方でしょうね。

    ORM2020年04月10日 23:17
    類似種のBasseiargesはまだそれなりに見かける気がしますが、こちらのAcanthargesの方はとんと見かけなくなったように思います。元々かなり少ない種だと思うのですが、そのうち幻の種となるのでしょうか。
    それにしても、格好いいポージングの良質標本ですね。

    2020年04月11日 10:54
    > ORMさん 
    比較的登場が遅い種類なので、それ程に多量、継続的には産出しないと思われます。登場当初は、完全体は数体と言われ、100万を超える標本もありましたが、その後に新産地により大暴落、近年は再び良質な個体の確保は難しくなってますね。浮かせ彫りは、好みでないですが、Hammi氏がセンス良く仕上げてますので、この標本の仕上りは絶妙です。

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