エドヴァルド・チリダとは?

エドヴァルド・チリダ(Eduardo Chillida・1924年生まれ)は、スペイン出身の彫刻家。
鉄、木、鋼、石、テラコッタといった素材を用いて、「空間や素材に対する興味」を作品へと組み込んだ抽象彫刻を多数製作した。初期は人物をモチーフにした作品が中心であったが、後期の作品は、モニュメント作品など、より巨大でより抽象的な作品となる傾向があった。
2000年に自身の作品などを展示するための屋外彫刻公園としてチリーダ・レク美術館(Chillida-Leku Museum)が開館したが、財政的な理由により2011年1月に休館した。

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「IF THE SNAKE もし蛇が」という、心をざわつかせるタイトルを掲げた国際展「岡山芸術交流2019」が2019年9月27日に開幕する。

会期中は、岡山市内の歴史文化施設を会場に、18組の作家によるコンセプチュアル・アート作品をみることができる。「アート=絵画鑑賞」というイメージをもつ方ほど刺激を受ける内容となるはずだ。

その総合ディレクターをつとめるのが現代美術を取り扱うギャラリー「TARO NASU」代表の那須太郎さん。那須さんは1998年に江東区佐賀町の食糧ビルディングでギャラリーをはじめ、2008年に千代田区馬喰町に移転。そして2019年港区六本木に拠点を移し現代美術を紹介している。

興味深いのは、TARO NASUがコンセプチュアル・アートを中心に取り扱っていること。那須さん自身「モノじゃないようなもの」と形容する作品にスポットをあてる理由とは?現代アート・コレクターの棟田さんが話を聞いた。