Jean-Jacques Burnel “Euroman Cometh”

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私の大好きなThe StranglersのベーシストJean-Jacques Burnelのファースト・ソロ・アルバム”Euroman Cometh”の登場です。当時、またEUなんてなかったし、いきなり「ヨーロッパの復権」といわれても、ピンときた人は少なかったのでは?と思います。まあ、JJは元々フランス系英国人で、フランスには何か思い入れがあるようで、そこから「ヨーロッパ」と言うキーワードが出てきたのでは?と推測します。今回のメンツは、DrにCarey FortuneとPeter Howells、Gに(何と!The Danmedの初代ギタリスト) Brian James、harmonicasにLew Lewisを迎え、Bの含め、残りの楽器はJJが担当。曲作りも1曲カバー曲の”Crabs”を除いて、JJが全て担当してます。歌詞は英語だが、曲によっては仏語や独逸語も。このアルバムを初めて聴いた時は田舎の高校生でしたが、なんか煮え切らないなぁと思ってたのも確かです。同時期のThe StranglersのアルバムやHughのソロアルバムに比べて、ストレートではないのですよ。しかしながら、聴き込んでいくと、ここそこに仕掛けがあって、中々楽しめるようになりました。パイクのマフラー音がそのまま入っている”Triumph (of the Good City)”やコミカルながらヘビーな”Jellyfish” や”Crabs”、一番心に残った”Do The European”などなど、面白いですよ。ジャケのポンピドーセンターもイカしてますね。確か、これらのメンツ(? Dr, G, 女性Synth & B)でツアーもやっていたと思います。この日本盤には特大ポスターが付いていました。まあ、ベースの音はどんなにエフェクトかけようとも、直ぐにJJと分かります。そんな一面も知ってください。因みに、本作品への参加者と担当は、J.J. Burnel (Vo, Kbd, G, B, RhythmBox), Peter Howells (Drs [A3, A5, B1]), Brian James (G [B4]), Lew Lewis (Harmonica [B4]), Carey Fortune (Drs [B4])となっています。

A1 “Euroman” (3:28)
A2 “Jellyfish” (2:55)
A3 “Freddie Laker (Concorde & Eurobus)” (3:30)
A4 “Euromess” (3:50)
A5 “Deutschland Nicht Über Alles” (4:39)
B1 “Do The European” (4:28)
B2 “Tout Comprendre” (3:08)
B3 “Triumph (Of The Good City)” (4:15)
B4 “Pretty Face (1:50)
B5 “Crabs” (2:10)
B6 “Eurospeed (Your Own Speed)” (2:38)

B1 “Do The European” (4:28)
https://youtu.be/FXSyAN7P414?si=qcOfwRafrSTzICBb

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLA327FCD43919ED73&si=SJERAj_U46GeG3CH

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