Die Krupps “Stahlwerksynfonie”

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またまた登場の独逸鋼鉄王ことDie Kruppsのファーストアルバムです。一応、12㌅ですが、両面とも45回転なので、EP扱いにしましたが、実質、彼等のファーストアルバムです。私がDie Kruppsを知ったのは、ロック・マガジンの付録に付いていたソノシートなんですね。ライブ録音だったと思います。当時、西のEinstrutzende Neubauten、東のZ’evと言うメタル使いがいましたので、どちらも大好きだった私は、そのソノシートが一発で気に入ってしまいました。彼等のバイオグラフィーは以前に書きましたので、省略させて頂きます。元々はDüsseldorfでJürgen EnglerとBernward Malakaが中心となって1980年に結成されました。この頃のメンバーははっきりしませんが、Jürgen Engler(Vo, G, Stahlofon), Bernward Malaka (B), Frank Köllges (Dr), Ralf Dörper (Kbd), Eva-Maria Gößling (Sax), Ralf Albertini (?), Christina Schnekenburger (Syncussion, B)でしょうか?両面とも同じ曲の通常ロック・ヴァージョンとメダパー・ヴァージョンからなります。曲の屋台骨のベースはほぼほぼ単音を単調に弾き続け、それにドラムが合わさって曲の骨格が出来ているのですが、上物がA面とB面で違います。A面はフリーキーなギターとサックスが主体で、B面はStahlofonと呼ばれるメタパーと咆哮が主体になっています。この単純だけど強烈な金属音のシンフォニーは他に類を見なかったですね(Neubautenを除くとですが)。その後、メンバーチェンジや音楽性の変遷によって、EBMやインダストリアルと言うようなバンドになっていきます。2016年には、このアルバムのセルフ・カバーアルバム”Stahlwerkrequiem”をリリースしています。それ程までに画期的な作品であったと思われます。そうですねぇ,カオスを表現したら、こんな音楽になると言えばいいですかね?そんな彼等の限定を聴いてみてください。

https://youtu.be/wZNhRjrwg7w

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