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Eurythmics “1984 (For the Love of Big Brother)”
ちょいちょい,こう言うメジャーものも混ぜますよぉ〜。と言う訳で、何と今回はEurythmicsです。MTV時代に”Sweet Dreams”が大ヒットした、Annie LennoxとDavid A. Stewart から成る英国のシンセ・ポップ・デュオです。私は、当時、VoのAnnieのユニセックスな風貌と時に艶かしく時に朗々と歌う姿に釘付けになりましたね。少しバイオグラフィーを書いておきますね。元々、2人は1975年にPeet Coombes (Vo, G)によって結成されたThe Catchと言うバンドに在籍、その後,1977年にEddie Chin (B)とJim Toomey (Dr)が加わってThe Touristsと改名し、2人 (AnnieはVo, Kbd, DavidはGを担当)もそのままメンバーになっていました。このThe Touristsはそこそこの成功(日本盤も出ていました)を収めるのですが、1980年後半に解散。そこで、AnnieとDavidは1981年にEurythmicsを結成した訳です。初めは全然でしたが、6枚目のシングル"Sweet Dreams (Are Made Of This)"が大ヒットし、シンセポップ・デュオとしてブレイクします。クールなエレクトリック・ポップのサウンドと、短髪で男性的なAnnieのビジュアル・イメージは強烈な印象を与えた。またMTVでの男装や”Sex Crime”というタイトルのシングル曲などで、性表現に厳しいアメリカの放送ではたびたび規制されることもあったそうです。このデュオは1990年に解消しますが、1999年に再結成され、2005年にまた活動停止になっています。
それで、今回取り上げた作品”1984”は彼等の5枚目のスタジオアルバムで、そのタイトル通り、1984年にMichael Radford監督の映画”1984”(George Orwellの同題小説の映画)のサウンドトラック集として作製された作品です。この中から”Sex Crime”がシングルカットされています。兎に角、Annieのソウルフルな歌い方と風貌はカッコいいです。それをしっかり支えるDavidの演奏やアレンジ力も評価されるべきでしよう。また、サントラと言うこともあって、殆どヴォーカル(歌詞)の無い曲も含まれていますが、Annieの鼻歌風(? スキャット風)のヴォーカリゼイションも堪能できます。しかし、時代は最早2022年になっており、1984年はもう遠い過去ですが,我々は一体,何処へ向かっているのでしょうか?そんなことを考えさせてくれる、この作品も聴いてみてください。
A1 “I Did It Just The Same” (3:28)
A2 “Sexcrime (Nineteen Eighty-Four)” (3:57)
A3 “For The Love Of Big Brother” (5:03)
A4 “Winston's Diary” (1:22)
A5 “Greetings From A Dead Man” (6:12)
B1 “Julia” (6:36)
B2 “Doubleplusgood” (4:36)
B3 “Ministry Of Love” (3:45)
B4 “Room 101” (3:47)
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PL8RardDZYqvjoJvwlMNMvdQ4rBGj2YdQb&si=dHMvkww7Jtw5Uw48
A2 “Sexcrime (Nineteen Eighty-Four)” (3:57)
https://youtu.be/IcTP7YWPayU?si=BYhypXGEUEeINGJ2
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