- 0318 Museum
- 99F 新宿 DIG DUG 物語 中平 穂積さん
- 新宿伊勢丹メンズ館8F Sigar bar Salon de Shimaji 島地勝彦さん
新宿伊勢丹メンズ館8F Sigar bar Salon de Shimaji 島地勝彦さん
私は2010年代、島地勝彦著「甘い生活」→ 石井妙子著「おそめ」を読んで、どっぷり島地ワールドへ嵌ってしまった。
同じ轍を踏んで、島地勝彦に直当たりしたのが藤巻幸夫だ
伊勢丹のカリスマバイヤーとして知られた藤巻幸夫。
強烈な元気パワーを発散しネルギーの塊のような方だ。
島地勝彦を伊勢丹へ導き、大西社長の懇意を得、
あろうことか伊勢丹新宿 8Fに ciger barが開設される。
「Salon de Shimaji」がシュッタイ したのだ。(103Fで記載)
さて、頂いた名刺のメモで、最初に「Salon de Shimaji」を訪れたのは、
開業から1か月ほどの '12年10月21日(日)でした。
お勧めのスパイシーハイボールを頂きながら 島地さんの著作や、
編集者としてかかわられた柴田錬三郎、開高健、今東光、寂聴、塩野七生など等の大御所の話を伺ったりしました。
3坪の空間にカウンターを挟んで向き合う。
「バーカウンターは人生の勉強机」・・・
島地さんの友人の、足沢公彦氏が同席されていて、万年筆の蘊蓄を伺うなど・・・
客は私ともう一人ぐらいでしたので、ゆったりお話が出来ました。
開高健文豪が、島地さんに贈られた「意識は稲妻、舌はカタツムリ」を引き合いに、 「私もカタツムリなんです」「え~!わかんないよねェ」などの会話が思い出されます。
実は、島地氏も私も大吃音者で子供の頃に死ぬほど悩んだ経験を共有していました。
「異端力のススメ」の扉にサインを入れてもらったり、
格言入りのコースターを頂いたり・・・・
3時間ほどでしょうか、ほろ酔い気分もてっだって、日曜日の昼下がり饒舌で愉しいひと時でした。
2014年4月、京王プラで催された「JAZZ GIANTS 1961-2013」中平穂積さんの出版記念パーティでもお会いしました。
発起人のお1人が島地さんとは大の親友、一ノ関「ベーシー」の菅原正二さんなので、なるほど、でした。
一ノ関「ベーシー」に付きましては、項を改めます。
2020年6月、「Salon de Shimaji」は西麻布の「アートサイロビル」B1Fに移転。
当ビルは、英国 ナイジェル・コーツのとんでもないデザインで1998年に竣工。
BIFの天井高は 6m 気持ち良い高さです
島地勝彦氏は至って健勝の様子です・・・・が、それはまた後程