- 0318 Museum
- 95F 東銀座 ローヤル・アーツ 村松靖夫さん 追憶 #4
- 1975年、村松 靖夫さんから購いた6台 続き その 5 精工舎 琉金扇
1975年、村松 靖夫さんから購いた6台 続き その 5 精工舎 琉金扇
この頃に「Loyal Arts」は、南青山に移転「開化亭」が誕生しました。
さて、1975年に村松さんから購めた6台の続き その5
精工舎 アンチモニー置時計 「琉金扇」
原形の ANSONIA のカタログには、Baby となずけられて掲載されています。
幼児が 母親を見詰める あなあどけない眼差しで扇に向き合っています。
母親が愛用している扇を、母親と見立てているのでしょうか?
扇は18世紀後期の萬国博覧会におけるジャポニズムブームで、
欧米に広まったわけですが、
私たちの感覚からは違和感が残る意匠ですね。
Babyの呼称の方が、「琉金扇」よりは伝わってきますよね。
思うに、国内ではあまり売れなかったのではないでしょうか?