THE HORIZON  40F

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1985年のプラザ合意以降、日本はバブルを積み重ね、

東京都の地価の総和で、アメリカ全土の凡そを買収できるとか、
ロックフェラーセンターのビルを三菱地所が買収したとか・・・
とんでもないバブル神話が生れたのでした・・・・

6~7年のバカ騒ぎの果てに、バブルがはじけ、日本経済の崩壊が始まりました。

1991年以降の日本経済はデフレによる不況は今日に至り、
失われた30年とかの大変な時代に突っ込んでいったのです。

この、1985年に付きましては、項を改めまして記述します。

このような経済情勢にあって、
当時勤務していたデザイン会社が、マンハッタンにコンドミニアムを購入しました。 1989年のことです。

理由は単純で、箱根の1億円の物件と、NYで1億円で取得できる物件との単純比較でした。
今にして思えば、世間知らずの山猿集団の恥知らずの浅知恵でした。

さて、それはさておき、East 37 Street、 エジソン火力発電所の隣のブロックで、
イーストリバーに面したコンドミニアムの40階のフロァーからはクイーンズや、ブルックリンが見渡せる素晴らしい眺望でした。

そのクロージングに伴い、たびたびニューヨークを訪れることになります。 

マンハッタンは、東西4㎞、南北20Km 世田谷区と同程度の面積で 人口は160万人。

結局その6年後には、買値の凡そ半値で売却する羽目に陥ったのでした。

・・・・いろんなことが有りましたが、人生何事も経験と言うことで 省略いたします。

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