ちょっと気になり買いました⑧

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2021M Honda Civic (FL1)
11代目となるホンダの代名詞とも言えるシビックは今年2022年に発売50周年を迎えました。
1990年代6代目あたりまではスポーティな大衆車として若者の人気を集めつつコンスタントに月販1万台を超えるホンダのベストセラーで私自身も4代目EF3のSi、8代目FN2英国製Type-R EUROのハンドルを握りました。
いつしか大衆車としてポジションをFitに譲り米国でのベストセラーを狙って車格を大幅に上げた現行モデルの新車価格は400万円に迫ろうかというレベルですが、ターボ仕様にしろハイブリッド仕様にしろ輸入車に引けを取らない出来栄えと言えます。

1999M Toyota Celica (ZZT230)
セリカの最終7代目モデルは1800ccへダウンサイズしてターボチャージャーの四駆も設定されなかったものの、前モデルのNA2000ccエンジンを10馬力上回る190馬力を確保すると同時にスーパーストラットサスペンションがもたらす確かな操縦性を備えた21世紀の幕開けを飾るスペシャルティカーとして発売されました。
既にバブル経済崩壊後の数十年に渡るであろう経済不況下における若者のクルマ離れによる全体市場の縮小、軽自動車や小型車・ミニバン・SUVへの移行もあって人気ブランドであったセリカとしてはこのモデルで廃盤となりましたものの、そのコンセプトは現在においても86やレクサスのクーペモデルとして存続されていることは大トヨタの圧倒的な企業力を感じるばかりです。

1985M Toyota Celica (ST160)
4代目のセリカは流面形デザインと映画「私をスキーに連れていって」で強烈な存在感を示したフルタイム四駆のターボチャージャー仕様GT−Fourの設定で人気を博し、バブル期初頭にホンダプレリュードや日産シルビア等と共にスペシャルティカー市場の最盛期を構成していました。

1989M Toyota Celica (ST182)
5代目セリカはバブル時代真っ只中ということもあってエディマフィーをCMキャラクターに起用していました。
前モデル同様にフルタイム四駆のGT-Fourで世界ラリーを席巻すると同時一方でコンバーチブル仕様も設定され、オープンエアモータリングを満喫出来る様にもなりました。

1983M Toyota Celica (AA60)
1981年に発売された3代目セリカはポルシェ928に次ぐ斬新なライズアップヘッドライトが採用されたものの、イマイチ人気が盛り上がらなかったことから、1983年のMMC時においては人気が出始めていたホンダプレリュードに類似したブラックフェイスのリトラクタブルヘッドライトを採用しました。
ツインカムかターボかという巷での論争に対しては国内発のツインカムターボエンジンの採用で終結させた記念すべきモデルでした。

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