赤瀬川原平とは?

赤瀬川原平(あかせがわ げんぺい・1937年生まれ)は、神奈川出身の美術家・小説家。
1960年に同世代の芸術家たちと前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を結成。1963年には高松次郎(たかまつ じろう)、中西夏之(なかにし なつゆき)と結成した前衛芸術グループ「ハイレッド・センター」で様々なものを梱包する立体作品を発表した。同年千円札を模した作品を制作発表したが、通貨及証券模造取締法違反に問われ有罪となる。
「朝日ジャーナル」「ガロ」誌などにイラストを連載したり、尾辻克彦(おつじ かつひこ)の名で小説を執筆した「父が消えた」で芥川賞を受賞するなど幅広く活躍した。

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当時次世代として位置づけられたギャラリーもキャリアを積み重ね、現在はArt BaselやNADA Miamiなどの世界の名だたるアートフェアに出展し存在感を発揮している。1990年代に日本で現代アートの土壌を作ったギャラリストを第一世代とし、彼ら彼女らを第二世代とするならば、さらにその下の第三世代ともいえるギャラリストも出てきている。

今回、ニュートーキョーコンテンポラリーズで活動していた無人島プロダクションの藤城里香さん、青山|目黒の青山秀樹さん、MISAKO & ROSENのローゼン美沙子さん、ローゼン・ジェフリーさんによる座談会を企画。本連載「What is 現代アート!?」モデレーターの深野一朗とともに、日本の現代アート事情ついてざっくばらんにお話してもらった。

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アート好きを10人集め、「ヴェネチア・ビエンナーレの次の日本代表作家は?」と聞いたとしたら、いったい何人が答えられるだろう。

ヴェネチア・ビエンナーレは、現代美術の国際美術展覧会のひとつであり、その代表作家に選出されることは、世界のアートシーンにおいても名誉なことだ。しかし日本国内では、その扱いがあまりにも小さい。

この状況に課題意識をもちアクションを起こしたのが、現代アートコレクターの長谷川一英さん・惠美子さんご夫妻だ。

E&K Associatesという法人を立ち上げ、作家やギャラリーを独自の方法でサポート。現在は、「ある事情」によりその活動を休眠しているが、聞けばその事情もまた興味深い。

夫婦でどのようにコレクションを楽しんでいるのか。どんな活動で、どんな景色をみたいのか。お話を伺った。