赤瀬川原平とは?
赤瀬川原平(あかせがわ げんぺい・1937年生まれ)は、神奈川出身の美術家・小説家。
1960年に同世代の芸術家たちと前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を結成。1963年には高松次郎(たかまつ じろう)、中西夏之(なかにし なつゆき)と結成した前衛芸術グループ「ハイレッド・センター」で様々なものを梱包する立体作品を発表した。同年千円札を模した作品を制作発表したが、通貨及証券模造取締法違反に問われ有罪となる。
「朝日ジャーナル」「ガロ」誌などにイラストを連載したり、尾辻克彦(おつじ かつひこ)の名で小説を執筆した「父が消えた」で芥川賞を受賞するなど幅広く活躍した。