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Gunner Moller Pedersen “Stoned-An Electronic Symphony”
Gunner Moller Pedersenはデンマークの作曲家であり、デンマーク王立音楽院で学び、その後、 英国ロンドンで、Cornelius Cardewと共に活動していました。彼は1966年までは作曲家として活躍していましたが、1970年には自身のレーベルOctopus Studioを作り、映画音楽などにシフトしていったそうです。なので、本作品は、Octopus Studio時代のものと言っていいでしょう。ブックレットを読むと、現代音楽の世界では御大Karl Heinz StockhsusenやDaphne Oran などが既に1950-1960年代に電子音楽を実践しており、一方、1970年代初期には、ヨーロッパ音楽シーンでBrian Eno, KraftwerkやNeu!も既に活動していた状況の中で、彼はBent LorentzenやElse Marie Padeらと小規模のシーンで活動していました。本作品は1973年に作曲され、アメリカの写真家Stuart FoxのスライドシヨーのBGMとして使われたそうです。Stuartの写真展がどの様なものであったかは私は知りませんが、Gunnerの音楽はバリバリの電子音楽と言うよりも、正しい言い方かどうかは分かりませんが、もっと「アンビエント的」であり、EMSなどの高級な機材よりも安価なシンセとかで演奏されているように思います。また電子音だけではなく、トランペットなどの管楽器も使われており、非常にゆったりとした音楽であると思います。DJ御用達のジャケですが、彼が常に広い意味での「電子音楽」に常に興味を持っており、後に、それにはクラウトロックやチル・アウトのようなクラブカルチャーなども含まれていたのではないかと想像します。心地よい音楽ですので、寝る前などに聴くと良い夢を見そうです。
A “Stoned - An Electronic Symphony (Part I)” (14:40)
B “Stoned - An Electronic Symphony (Part II)” (15:08)
A “Stoned - An Electronic Symphony (Part I)” (14:40)
https://youtu.be/jIhRPgCz_V0?si=fOX2BQg0PS5tddup
B “Stoned - An Electronic Symphony (Part II)” (15:08)
https://youtu.be/j2Dr5eaIiw0?si=34xtNKfNWx635shL
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