For Midnight Lovers / The 50 Guitars of Tommy Garrett

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ロマンス路線のアルバムです。最初はこっちの路線はなんだかなぁ~(-_-メ)と、思っていたのですが、慣れてきたせいか、アレンジがこなれているせいか、違和感なく体と耳に入り込んでくる1枚です。耳になじみのある曲が続くせいかもしれません。随所でトミーさんが見せる速弾きも良いアクセントになっています。もう慣れてきたので、「ここで、バララララララと来るぞ」と思って予想通り来たときは結構快感であります。2曲目の「パリのめぐり逢い(Live For Life)」は好きな曲なので、いっそうそう感じます。でも、「ロミオとジュリエット」はちょっと甘すぎて、勘弁して欲しい。
 また、この盤はB面に聴きどころがあるという感じがします。よく耳にするものよりちょっとテンポを上げた「Come Suturday Morning」。リードを取っている楽器よりも、バックで「ジャジャンジャジャン」と流れるギターズの響きに50ギターズらしさを感じます。しかし、2分ないという短さ。もうちょっとやってくれても良かったのでは。続く9曲目も快調な感じ。全曲同様ちょっと披露するガットのオクターブ奏法がポイント。続く「恋よさようなら」は平凡なアレンジっで、好きな曲だけに少しがっかり。もっとお茶目にやって欲しかったところ。と、1曲ずつぐだぐだ言っててもしょうがないですが、いままでのロマンス路線より「甘さ控えめ」な感じが好感の持てる1枚でした。出も、これが50ギターズと思われるとちょっといや(^。^)

Side A
01 Shangri-La
02 Live For Life
03 (They Long To Be)Close To You
04 Romeo & Juliet
05 Midnight Lovers
06 It's All In The Game

Side B
01 Twilight Time
02 Come Saturday Morning
03 Armen's Theme
04 I'll Never Fall In Love Again
05 Yesterday, When I Was Young
06 Everybody's Talkin'

1970 / Liberty Records (LSS-14047)

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