「Uボート」(早川文庫/ロータル・ギュンター・ブーフハイム著 松谷健二訳)

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基本的にこのライブラリーには小説、物語は載せない方針ではあるものの、これはちょっと例外として小説ですが載せさせていただきます。

映画にもなったギュンター・ブーフハイムの「Uボート」、原題はドイツ語で「DAS BOOT」です。
文庫本の上・下2巻でセットです。学生時代に買って読みました。(先に映画を観たような気がします)

ところで、SF3D、あ、今はマシ―ネン・クリーガーって言うんでしたっけ。あれが好きな方はみんな知ってる「シュトラール」と「ボムフォルチオネル」は、この小説の中に出てくる言葉が元になってます。知ってました?笑 画像の4&5枚目をご参照。

背表紙の解説より:
(上巻)
1941年末、連合軍の護送船団を攻撃すべく一隻のドイツUボートが大西洋に向けて出撃した。乗組むのは50名あまりの若者たち。だが孤立無援の大海原で彼らを待ち受けていたのは、空襲や大暴風雨、執拗な爆攻撃だった。絶え間ない緊張と死の恐怖とに苛まれつつ絶望的な闘いを続ける彼らの運命は?深海の戦場における青春群像を赤裸々に謳い上げ、知られざる潜水艦戦争の実態を未曾有の追力で描破した戦争小説の金字塔!
(下巻)
対潜兵器の進歩により、いまやドイツ潜水艦隊は狩る側から狩られる側へとまわっていた。ジブラルタル海峡の突破を試みたUボートは敵機の製を受けて大破し、海底に激突してしまう。いたる所で浸水し、浮上不能となった艦内では酸素不足による窒息の危機が刻刻と迫る・・・・・・満身創痍の乗組員たちが、果てしなき死線を彷徨った航海の未路で眼にしたものは?
著者自身のUボートでの体験をもとに描かれた世界的ベストセラー

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