「彗星夜襲隊 (特攻拒否の異色集団)」(光人社NF文庫/渡辺洋二著)

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大戦後半、彗星夜間戦闘機(12戊型)で編成された第131航空隊(戦闘八〇四飛行隊、戦闘八一二飛行隊、戦闘九〇一飛行隊の3個隊)、通称「芙蓉部隊」。
司令の美濃部少佐の方針により同隊は特攻作戦ではなく従来ながらの正攻法による戦法を取り続けた。

当初は太平洋の米艦隊に対する攻撃に従事、最後は沖縄戦に夜間爆撃で参戦したが、水上機上がりの美濃部少佐は、比較的にベテラン搭乗員の生存者の多かった水上機搭乗員を集めて夜間戦闘機隊員としたため彼のもとには多くの水上機搭乗員が集まったが、その中には「利根四号機」の甘利洋二飛曹長の姿もあった。(ってことを、この本を読んで知りました)

通常の戦闘機隊や攻撃隊と異なる記録で、なかなか興味深いです。
彗星好きは読みましょう☝️

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