「永遠の飛燕」(光人社NF文庫/田形竹尾著)

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日本陸軍の戦闘機パイロット、田形竹尾氏の自伝。

日中戦争に従軍、太平洋戦争ではビルマ方面に戦い、事故で負傷後はシンガポールの飛行試験部をまとめ、戦争末期に台湾の教育飛行隊に配属されてところで台湾沖航空戦に巻き込まれ、部下の飛燕とたった2機で36機の米グラマン編隊に突入、壮絶な空中戦の末に12機を撃墜して生き延びると言う離れ技を演じる。
最後は特攻隊員に指名され佐賀の目達原基地で待機のところ、終戦。

以下、背表紙の解説より:
戦闘機を操縦して一〇年余。日華事変、太平洋戦争と幾度かの壮烈なる空中戦を生きぬいた不死身のパイロットが綴った空の戦いの真髄し死線を越える瞬間、特攻指導教官となった苦悩の日々…、自らの飛行機乗りとしての宿命と真情を赤裸々に吐露する感動の陸軍航空戦記。

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