- Trilobites Museum
- 1F Cambrian period
- Proceratopyge rectispinata
Proceratopyge rectispinata
初期アサフスの宝庫、McKay Groupの三葉虫は、カナディアンロッキー山脈を構成するクーテネイ山脈(Kootenay Ranges)の高山より産出します。この種類は、尾部にある一対の長い棘が特徴です。尾部には、この棘以外は突起はありません。頭部にも同様の頬棘があります。写真で見るとやや派手な種類に見えますが、実物は小ささと平坦な種類なので、地味に思えます。
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2020/07/12McKay Groupはロッキーの中でもクーテネイ山脈というところで産出するんですね。これは知りませんでした。改めて画像検索してみましたが、良くもまあこんなところで化石を採掘しておりますね。こんなところから遠い日本の私のところまで標本が届くのだから、凄い時代になったものです。Proceratopygeはこの産地でも希少種でありますね。私はまだ持っていない種で、地味ながら尾部が特徴的なので、入手したいものです。
Trilobites
2020/07/12カナディアンロッキーは、複数の山脈で構成されてますが、バンフなど有名観光地以外は、意外と情報無いんですよね。まだ手付かずなだけで、実際は他にも産地がありそうな気がしていますが、産地も夏場限定のアクセスの様ですし、簡単には踏み入れられない様な僻地なんですよね。
本種は、McKay Groupでも希少種の部類だと私も思います。特にここ何年かは記載も増えてきた事で、競争率が高くなったいますね。この標本は結構前に入手していたのですが、入手した時は名前不明の状態でした。