Greenops widderensis

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見た目がモロッコの一般種、Hollardopsに近いので一般種に錯覚しますが、北米のGreenopsは簡単に入手できない種となっています。オンタリオ州(カナダ)やニューヨーク州(米国)で産出しますが、Greenopsの中では本種は最も入手はし易い種と思います。ニューヨーク州では、見た目がほぼ同じのBellacartwrightia(中葉に1列の細かい棘の痕跡)も産出しますが、Greenopsの方が希産で小型である事が多いです。

【標本リンク】Fossilera
https://www.fossilera.com/fossils/85-greenops-trilobite-hungry-hollow-ontario

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  • サイズを無視すれば、オンタリオ州、ニューヨーク州のこの手のAcastoidea間の違いは、モロッコのHallardopsやMethacanthinaの区別より難しいですね。BellacartwrightiaとGreenopsの鑑別はおっしゃるように軸葉の突起〜痕跡のあるなしで、Greenops間の違いは尾板まわりの棘の形状などで区別できるようですが、この辺、市場では例によって混乱してそうです。綺麗な種なので、私もこのあたりのどれか一種を、代表させて入手しておきたいなと感じます。

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      Trilobites

      2021/04/04 - 編集済み

      研究が進んでいる分、細分化されてますが、ひと昔前は全てGreenopsだったので、古くからのコレクションなら再度見直しすると違った種類かもしれませんね。北米デボン紀はカンブリア紀みたいに種類は豊富ではないですから、代表種として抑えておきたい種類ですよね。

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