今月の三葉虫(2013-2014)
2013年12月にmixiページ「魅惑の三葉虫 図鑑」にてスタートした「今月の三葉虫」。お手本としていた「A Guide to the Orders of Trilobites」のTrilobite of the Monthのコーナーも何時しか更新が止まり、mixiページも閉鎖となります。閉鎖になる2020.8月のConophillipsia decisegmentaまでの8年4カ月にて、計105点を紹介してきました。(実際は2011年から始めているのですが、記録を喪失しています) Web上の化石図鑑は、どこも更新が止まり放置されるパターンが多いのですが、全てのコレクションを公開せずに敢て小出しに公開していく事で、自身のモチベーションと興味の継続を図っていた事が、長年継続できた所以かもしれません。 毎月1日と2日はアクセス数が極端に増えるので、楽しみにして頂いた読者もいらっしゃったと思いますので、一定の効果はあったと感じています。種類や産地、部分化石など偏りなく公開してきたつもりですが、地味な種類や部分化石を公開するとやはりアクセス数は激減するので、三葉虫の人気の尺度が伺い知れて面白かったです。 MUUSEOでは公開日時の概念が薄れますので、備忘録を兼ねリストを記録しておきます。ページの構成上、全て載せてしまうと閲覧がしにくい事が分かりましたので、2年分毎に区切って整理します。 (各標本のページと画像は、整理次第掲載します) (No.13)Dec. 2014 GER/CAR【TRI-405】Archegonus(Phillibole) nehdensis (No.12)Nov. 2014 USA/DEV【TRI-373】Paciphacops birdsongensis (No.11)Oct. 2014 MAR/ORD【TRI-152】Cnemidopyge sp. (No.10)Sept.2014 USA/CAR【TRI-264】Piltonia carlakertisae (No.9)Aug. 2014 USA/DEV【TRI-128-2】Greenops boothi (No.8)July 2014 CHN/CAM【TRI-356】Arthricocephalus laterilobatus (No.7)June 2014 MAR/DEV【TRI-403】Gondwanaspis sp. (No.6)May 2014 SWE/CAM【TRI-241】Agnostus pisiformis (No.5)Apr. 2014 MAR/ORD【TRI-95】Selenopeltis sp. (No.4)Mar. 2014 CHN/SIL【TRI-127】Encrinuroides enshiensis (No.3)Feb. 2014 USA/CAM【TRI-278】Hemirhodon amplipyge (No.2)Jan. 2014 GBR/SIL【TRI-114】Acaste downingiae (No.1)Dec. 2013 BOL/DEV【TRI-267】Malvinella buddeae #三葉虫
trilobite.person (orm)
2021/01/23ぱっと見こりゃ何かな?と考えてしまいました。
三葉虫の母岩などに黄鉄鉱が一緒についている標本などは、Eldredgeopsの標本などで過去に見かけた事はありますが、このように三葉虫本体を直接ビッシリ鉱物が覆う標本は初めて目にしました。大変面白い現象ですね。眼が黄鉄鉱の間から覗いている構図も可愛らしくて、いいですね。
Greenopsに関しては、まだ市場でちょろちょろ見かけるものの、けして供給が多いわけではないので、気になる標本があれば入手しておきたいものです。
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Trilobites
2021/01/25この手の化石、三葉虫以外なら普通にある産状かと思いますが、三葉虫に限ると余り例がなく新鮮だと思います。この様な標本は、完全体派コレクターだと敬遠しそうな気もしますし、選り好みはあるかもしれませんね。写真で見ると驚きの姿をしていますが、実物は地味なので写真とのギャップがあるかもしれません。
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