Morocops ovatus

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Morocops (Barrandeops) ovatus
Jorf, Morocco
Devonian
全長: 約72mm

Phacopsの仲間はデボン紀の代表種で、様々なバリエーションがあり、多産します。昔は全て”Phacops”と呼んでいたそうですが、その後、細かく分類がされる様になってきました。この標本はBarrandeopsとして購入しました。しかし、この種はMorocopsと呼ぶ様に種名が変更された様です。いずれにしても、本種はPhacopsのひとつの典型だと言えます。Phacopsはギリシア語のfakos(レンズの意)に由来するらしいです。そのレンズを特に拡大した写真を撮ってみました。目は縦列で5個です。全身がブツブツに覆われるのも特徴です。”ovatus “は卵形という意味ですが、軸葉にあるブツブツが卵形をしている事に由来するという事です。

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