組香とは?

複数の香木を『源氏物語』『古今和歌集』などの物語や和歌などの文学を主題として聞香し、文学を解釈する遊びのこと。勝ち負けを競う遊びではなく、繊細な香木の香りを楽しむことが目的とされる。
素材が香木の香りのため、それにふさわしい主題は限定され、あまり複雑な表現は困難である。代表的な組香には、『源氏物語』を題材にした「源氏香(げんじこう)」や京都の上賀茂神社で端午の節句に行われる「競馬(くらべうま)」を題材とした「競馬香」、秋の月の風情を香りで表現した「月見香」などがある。
室町時代から始まった四種の香木を用意し、その内の三種の香を3包ずつ、一種の香を1包の計10包を打ち混ぜて聞き、その順序の正否を競う「十炷香(十種香)」が原型といわれている。

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万年筆で書きやすいノートとは。代官山 蔦屋書店 佐久間和子さんと「万年筆と紙の相性」を徹底調査!【前編】

素敵な万年筆と出会い、家でも仕事場でも肌身離さず様々なシーンで愛用していくと、ふと気づく。いつものノートと今メモしたノートの書き味が違う……。よく見ると文字の太さも色も少し違う。同じ万年筆とインクを使っているのにまさかペン先の不具合かと色々調べた結果、「紙の違い」で文字や色、書き味が変化することが判明!

ならば、万年筆と相性抜群なノートに出会いたい!

ということで今回、万年筆愛用者なら誰もがご存知の万年筆ツウ、代官山 蔦屋書店 文具コンシェルジュ・佐久間和子さんにご協力いただき、「万年筆と紙の相性」について調べてみました。定番ノートから万年筆専用ノートまで全13冊を試し書きしてもらい、書き心地やインクの発色・にじみ、選ぶ時の注意点など、万年筆との相性について2回に分けてお届けします!

前編では聞き馴染みのある王道ブランドをご紹介。佐久間さんはルーペを使って見ていましたが、皆様にご用意いただくのは2本の指だけ。各所で拡大して見てくださいね!
試し書き時間3時間超え(ぶっ通し)の調査結果を発表します。