ドルフィンとは?

ドルフィンスルーの略。波やうねりをやり過ごすテクニック。ボードのノーズをプッシュして水面に食い込ませ、体をボードに密着させて水中に潜って波やうねりの裏側に出る。イルカが潜る様子に似ていることからついた

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TUDOR RANGER Ⅱ(チュードル レンジャー2)。色褪せないスペースデザインをまとう

世にはさまざまな収集癖をもつひとがいると思いますが、我がMuuseo編集部にも強いこだわりがあるモノ好きがここにひとり。本人はいたって普通と言うモノ集めの対象は、幼少期の昆虫採集から始まり、靴や、模型に茶器、ミニチュアなどジャンルは多岐に。この連載は、Muuseo編集長・成松がいちモノ好きとして自身の愛用品をひっそりと語るコーナーです。今回はフィルムと文字盤が特徴的な、TUDOR RANGER Ⅱ(チュードル レンジャー2)を紹介します。

腕時計で色を纏う。カスタムオーダーしたエキゾチックレザーの時計ベルト_image

腕時計で色を纏う。カスタムオーダーしたエキゾチックレザーの時計ベルト

装いにはいつもテーマカラーを決めている。赤や緑、青、黄色など。

服はもちろん、カバンや靴、ジュエリーまで、テーマカラーに沿って選んでいくのだが、難しいのが時計だ。フェイスとベルトの色が統一されたものは珍しく、中でも赤や緑はなかなかお目にかかれない。よってベルトは、革製品を専門に扱う「マニュファクチュール ジャン・ルソー」でカスタムオーダーをしている。

いろいろな革を見てきたが、特に気に入っているのはスティングレイ(エイ)やリザード(トカゲ)などのエキゾチックレザー。革であるのに光沢感が強く、ブレスレットのようなインパクトがある。

いくつか揃ってきたので、今回は「時計で色を纏う」をテーマに4本をご紹介したいと思う。

オメガ「フライトマスター(前期型)」&「シーマスターダイバー・クロノグラフ120m(ビッグブルー)」。とにかくデカくて厚くて重い!それでも装着したくなる時計とは。_image

オメガ「フライトマスター(前期型)」&「シーマスターダイバー・クロノグラフ120m(ビッグブルー)」。とにかくデカくて厚くて重い!それでも装着したくなる時計とは。

数多くあるオメガシリーズの中でも抜きん出てインパクトのある、フライトマスター(前期型)とシーマスターダイバー・クロノグラフ120m(ビッグブルー)。時計好きの間では「デカ厚時計」とカテゴライズされるこの2本の魅力を、愛用しているミューゼオ・スクエア編集長が今改めて語ります。とにかくこのサイズと重さ、並じゃない!

最高品質のヌメ革を作る、栃木レザーを工場見学!職人の技がささえるなめしの真髄にふれる_image

最高品質のヌメ革を作る、栃木レザーを工場見学!職人の技がささえるなめしの真髄にふれる

動物の皮をくさらない革へと変化させる「なめし」の主流は、化学薬品を使って短時間で仕上げる「クロムなめし」。世の流れに逆らうように、天然由来のタンニンを使い、じっくり時間をかける「植物タンニンなめし」にこだわるのが、今回訪れた栃木レザーだ。

完成まで、全20~25工程、実に6カ月もの期間を要する。伝統的な植物タンニンなめしの製造工程の中に、革新を生み出す、職人の心意気と革づくりの真髄を見た。