アンジェラスとは?

アンジェラス(Angelus)は、1891年グスタフ・シュトルツ(Gustav Stolz)とアルバート・シュトルツ(Albert Stolz)兄弟によって創業したスイスの時計メーカー。
高精度のクロノグラフ(ストップウォッチ機能を備えた懐中時計または腕時計)や、複雑機械式腕時計、マルチ表示トラベル時計など、画期的なムーブメント時計を次々と開発し瞬く間に有名になった。また、自社製品の開発だけでなく、革新的な8日間パワーリザーブムーブメントがイタリアの高級時計ブランド・オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI)に搭載されるなど、他社のブランドにもムーブメントを供給した。
1970年代に一度は廃業したものの、2015年に復活を遂げ、その後シチズン(Citizen)に買収された。

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装いにはいつもテーマカラーを決めている。赤や緑、青、黄色など。

服はもちろん、カバンや靴、ジュエリーまで、テーマカラーに沿って選んでいくのだが、難しいのが時計だ。フェイスとベルトの色が統一されたものは珍しく、中でも赤や緑はなかなかお目にかかれない。よってベルトは、革製品を専門に扱う「マニュファクチュール ジャン・ルソー」でカスタムオーダーをしている。

いろいろな革を見てきたが、特に気に入っているのはスティングレイ(エイ)やリザード(トカゲ)などのエキゾチックレザー。革であるのに光沢感が強く、ブレスレットのようなインパクトがある。

いくつか揃ってきたので、今回は「時計で色を纏う」をテーマに4本をご紹介したいと思う。

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身に付けたいのは歴史と哲学。スイスの機械式腕時計ブランド辞典

「小さな宇宙」と表現されることもある機械式時計。登場から200年以上経ち、スマートフォンで時間を確認できるようになったいまでも変わらない姿で人々に愛されている。その理由は、40mmほどのケースの中に英知の結晶ともいうべきものづくりのこだわりが秘められているからではないだろうか。

この記事では、いずれも長い歴史を持つスイスの機械式時計メーカーをピックアップ。一生を共にする時計が見つかれば幸いだ。

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「画家・金子國義」独特な美の世界を旅する

この絵に見覚えはないだろうか?
ツンと尖った鼻、官能的な唇、長く美しい弧を描いた眉と、くっきり深い二重に縁どられた切れ長の目。この画家に描かれる女性には、一目見れば彼のものだと分かるような、特徴的で独特の魅力がある。

画家の名前は、金子國義(かねこくによし)。
60年代に画家としてデビューし、多くの挿絵やグラフィックを担当。雑誌の表紙なども務めた。

2015年に惜しまれながらこの世を去った彼の作品は、人形作家の四谷シモンやデザイナーのコシノジュンコ、役者の佐野史郎や中村獅童、ミュージシャンのHyde(L'Arc〜en〜Ciel)など、世代やジャンルを問わず、多くの著名人をも魅了してきた。
彼の作品が、今も依然として輝き続けているのは、なぜだろうか。