MUUSEO SQUARE
白洲 次郎(しらす じろう・1902年2月17日ー1985年11月28日・兵庫県芦屋市出身)は、日本の実業家。中学卒業後イギリスに渡り、英国仕込みの紳士道を徹底的に叩き込まれる。日本に帰国した後、戦前は近衞文麿(このえ ふみまろ)首相のブレーン、戦後は吉田茂首相の側近となって政治の中枢にいた。英国紳士道を信念とし、日本で初めてジーンズを履き、今でも多くの人から「日本一カッコいい男」として名前があげられる。「葬式無用、戒名不用」という遺言を残し、最期まで自分の信条を貫いた。
椅子の神様と呼ばれる家具モデラー、一脚入魂の仕事
「椅子の神様」と呼ばれる職人が東京にいる。
腕の見せ所は木取りと接着。銘木コースターLegnaが作られるまで
日本初の家具モデラーとして、隈 研吾氏、川上 元美氏、倉俣 史朗氏、ザハ・ハディド氏といった時代を代表するデザイナーと協業、先駆的な椅子を製作し「椅子の神様」と呼ばれている宮本茂紀氏。並行して迎賓館や白州次郎氏の椅子など歴史的価値のある椅子の修復も手がけ、2007年には黄綬褒章を受賞しました。そんな宮本さんが監修し誕生したプロダクトが「銘木コースターLegna」です。
倉俣史朗
エアボーン
C&B
アルフレックス
ウィルクハーン
カッシーナ
コア
ノル
ル・コルビジェ
組手
木考Vol.1 ウォールナット(クルミ)を知る
こんにちは。ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。チーク、マホガニーと共に世界三大銘木と称されるウォールナット。日本語ではウォールナットをクルミと言います。まっすぐな木目にチョコレート色の心材と明るいクリーム色の辺材のコントラストが美しい木材です。この記事ではもう少し掘り下げて、ウォールナットが持つ風合いや、どのような歴史を持つのかを紹介します。
知っているようで意外と知らない。家具メンテナンスのいろは
ダイニングテーブルや椅子、キャビネットなど、自宅にある家具には木を加工して作られているものや、そこに布地やレザーなどの異素材を組み合わせてあるものが多い。天然素材である以上、素材の味わいを楽しめることと経年劣化をしてしまうことは表裏一体。そして、家具はあくまで生活を豊かにするための道具なので、愛用すればするほど、汚れたり傷が付いたりしてしまうのは仕方のないことだ。だからこそ、洋服や革靴と同じように日頃のちょっとしたメンテナンスが大切。適度なケアで良い状態をキープすれば、気持ち良く長く使い続けることができる。そこで、今回は家具リペアの達人であるFizz Repair Worksの代表・西原弘貴さんにお願いし、家庭でできる簡単なメンテナンスと揃えておきたいケア用品を教えていただいた。
照明デザイナー遠藤道明さん「太古から存在するオレンジ色の光が人を癒すんです」 連載:あかりと暮らす#01
時にはドラマチックに、時にはロマンチックに。椅子と同じくらい、もしくはそれ以上に照明は空間を変える可能性を秘めています。照明をメインとしたデザインカンパニー「ディクラッセ」代表の遠藤道明さんは、光の色や光の陰影を大切にして照明などをデザインしています。例えば、木漏れ日のモチーフに影をデザインした照明「Foresti」、シェードに反射した光が天井に向かって広がる「onda」。家電量販店に電球や照明を買いに行った際、目がチカチカした経験はありませんか?遠藤さんが作る照明はまったくそんなことはなく、むしろ光に包まれるような感覚を覚えます。それはたくさんの照明が吊り下がっているディクラッセのショールームでも変わりません。なにが違うのでしょう。照明との付き合い方を考えるべく、連載「あかりと暮らす」では遠藤さんがインスピレーションを受けたという欧米のあかりを取り上げます。第一回はイントロダクションとして、遠藤さんが照明をなりわいにしようと思った最初の一灯、日本の照明文化などについてお話を伺いました。癒しの光はワット数を下げれば作れる、というわけではなさそうです。
育てていくうちに愛着も倍増。カーミットチェアは座面の経年変化も楽しめる
スタイリスト・平 健一氏に、屋内でも屋外でも使えるアウトドアギアを紹介してもらいます。今回はキャンパー&バイカーにファンが多いカーミットチェアをご紹介。アウトドア好きにはもちろん、インテリアにこだわるあなたにもピピッとくる逸品を順次ピックアップ。