フォックスブラザーズとは?

フォックスブラザーズ(Fox Brothers & Co)は、1772年イギリス・ウェリントンに軍服用のサージウールの織物工場として創業した老舗のミル。1773年からフランネルを織り始め、フランネルの創設者として公認されている。
当時とほとんど変わらぬ手法で織られ続けており、サヴィル・ロウ(Savile Row Street)を始めとした世界中の名門テーラーで秋冬の定番服地として絶対的な信頼を得ている。
代表する生地は370~400g/mのクラシックフランネル。ウィストン・チャーチル(Winston Churchill)もチョークストライプの服地を使用し、紳士服のテイラー・ヘンリープール(Henry Poole & Co)で仕立てていた。
少し前になるが、イセタンメンズでもフォックスブラザーズにホワイトフランネルを織らせていた。

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取材当日、山田敏夫さんはトレードマークの白シャツ姿で現れた。身に纏っているのは、もちろん自身のファッションブランド『ファクトリエ』の製品だ。

ファクトリエの立ち上げは2012年。きっかけは20歳の頃、グッチのパリ店で勤務していたときにフランス人の同僚から言われた一言だった。「なぜ、日本には本物のブランドがないんだ?」。とっさにブランド名を挙げて反論したが、こう返された。「それって日本製なの?」

その問いに答えるかのように、山田さんは挑戦を続けている。世界に通用するメイド・イン・ジャパンのファッションブランドを作る。そう決意し、29歳で起業してからこれまでに訪ねた工場は700を超えた。現在は優れた技術とこだわりを持つ55の工場と一緒に“語りたくなる服”を作っている。商品のタグには生産する工場の名前を入れ、販売価格は工場が決めるというユニークな仕組みも取り入れた。丈夫で長く着られるうえに、職人のこだわりを随所に感じる服は、多くの顧客に支持されている。

創業から10年が経ち、ファクトリエの未来をどう描いているのか、というのが今回の対談の趣旨なのだが、山田さんってどんな人物なの? という話からスタートする。単なる思い出話のように見えて、実はそこにはファクトリエの根幹があると気づくはずだ。

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