ハリソンとは?

ハリソン(HALISON)は、1925年兵庫県・加古川に設立された日本の老舗靴下専門メーカー。
カジュアルソックスからアウトドア用までたくさんの種類の靴下を製造・販売しており、創業以来そのすべてが日本製を貫いている。伝統を継承しながらも、常に最先端や徹底的な履き心地を追求しているところも魅力的。
1960年代のアイビールックの流行には欠かせない逸品とされた。そのクオリティの高さからOEM供給(Original Equipment Manufacturing)が行われたり、数々の雑誌に掲載されたりと高品質が保証されている。

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春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】_image

春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】

毎年恒例の鼎談企画。今回は、少し暖かい風を感じながら「春夏のクラシッククロージング」をテーマに語っていただきました。

集まってもらったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、あらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前編では、3人が春夏に着る実際のコーディネートを紹介してもらいながら、汗ばむ季節もスーツやジャケットを心地よく着られる服地や、原点のファッションに基づく着こなしのマイルールなどを教えてもらいました。

ジャケパンに華を添える春夏のストールやネクタイ、ソックス。倉野路凡の美しい小物たち_image

ジャケパンに華を添える春夏のストールやネクタイ、ソックス。倉野路凡の美しい小物たち

会うたびに異なる色柄のストールを巻いていたり、トラウザーズの裾からカラフルなソックスがチラりと見えたり。初対面の人でも、特にファッションの話をしようと思っていない人でも「それ、キレイな色ですね」と自然に言わせてしまう。

倉野路凡さんの小物使いは、人の緊張感を解いてパッと明るくしてくれる。

長年、服飾ジャーナリストとしてクラシッククロージング業界で活動し、2020年には『The three WELL DRESSERS』を執筆。日本のテーラー界でも名が知られており、倉野さんに取材をしてもらいたいと依頼がくるほどだ。

今回は、そんな倉野さんに春夏に使う美しい色柄の小物コレクションを紹介してもらった。ページ後半では、倉野さんのファッションルーツの鍵となるアイテムも登場。

いつだったか「もし僕が道端で倒れても、可愛いモノを身につけていれば助けてもらいやすいでしょ?」と笑いながら話されていたのを思い出す……。コレクションを見ると、その冗談も的を得ているような気がしてくる。

原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】_image

原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・番外編。

集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前後編と2記事にわたりお届けしてきた当企画ですが、まだまだ記事に入れられなかった熱いトークがあります。

今回は番外編(雑談編?)として、3人のファッションのルーツや当時のセレクトショップでの思い出などをお届けします。ぜひ後編の最後から続けてお読みください!

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トロピカル、リネン、シアサッカー。春夏ジャケット&スーツに最適な生地を知る!

コットン、モヘア、メッシュなど春夏シーズンに活躍するスーツ&ジャケット生地をLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター 岡田亮二氏のコメントを交えつつご紹介。このガイドを参考に是非実物の質感を確かめてみて欲しい。

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<スター・ウォーズ> ビンテージ ケナーのコレクション 〜 クリーチャー編 〜

2015年12月18日に公開された「スター・ウォーズ エピソード7〜フォースの覚醒〜」。

エピソード7では、新しいキャラクター、過去の作品の懐かしいキャラクターなど、数多くのキャラクターが登場しています。とても魅力的なキャラクターが多いのがスターウォーズの素晴らしさだと思っています。そんなキャラクターをフィギュアの視点から楽しみたい。

スターウォーズのコレクションダイバーとして有名なRyumaさん。そのコレクションルームを全3回で紹介。3回目は、クリーチャーのフィギュアを紹介。クリーチャー(英語:creature)とは、一般的に動物、生き物を意味し、スターウォーズではドロイドも含めた全ての登場人物を指すことが多いです。そして、スターウォーズでは他のSF映画と比べクリーチャーの種類が多く、細かい装飾、創造性の観点から完成度が高いと言われています。

さまざまなクリーチャーから、スターウォーズの映画製作チームが持つ”こだわり”を感じられると思います。ぜひ、そんなビンテージ・ケナーの世界を楽しんでください!

<スター・ウォーズ> ビンテージ ケナーのコレクション 〜 帝国軍(Galactic Empire)編 〜_image

<スター・ウォーズ> ビンテージ ケナーのコレクション 〜 帝国軍(Galactic Empire)編 〜

2015年12月18日に公開された「スター・ウォーズ エピソード7」。
世界中のファンが盛り上がっている映画で、過去最大の興行収入になるとも言われています。

そして、ミューゼオにも大勢のスターウォーズコレクションを集めているダイバーが存在します。

多くのスターウォーズ・ダイバーの中から、Ryumaさんのコレクションルームを全3回で紹介。2回目は、スターウォーズに登場する帝国軍のフィギュア。まず思いつくのがダース・ベイダー。スターウォーズは知らないけど、ダース・ベイダーは知っている!という人がいるほどの人気です。その他にも、白いコスチュームが特徴のストームトルーパーなど、悪者なのに愛らしいキャラクターが多いのも特徴的です。

そんな帝国軍のビンテージ・ケナーを紹介していきます。

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1枚の布地から広がる無限のアイデア。手ぬぐいに込められた、日本人の知恵と工夫を再発見!

いま、日本文化の輸出が盛んだ。寿司、ラーメン、着物、盆栽、アニメなど数え切れないほどの日本文化が海を渡り、世界中でジャパニーズカルチャーとして脚光を浴びている。そして、新たにひとつの日本文化が海を渡り、外国で花を咲かせようとチャレンジをしている。

それは「手ぬぐい」である。
今回はアメリカで手ぬぐいの魅力を伝えようと活動している君野さんに、手ぬぐいの魅力を訪ねてみた。

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開化堂が手がける、優美で機能的な手作り銅製茶筒の魅力

茶筒とは、茶葉を入れる道具ではなかったか? そう思いながらも、絹よりなめらかな肌触りが心地良く、すべすべと撫でることを止められない。親指と中指で蓋を挟んで静かに引き上げ、落とし蓋の役割を担う中蓋をそっと取り出す。茶葉を使ったら中蓋を戻し、蓋を胴の口に少しかけて手を離す。すると静かに、静かに蓋が落ちていき、ぴたりと閉まるのだ。あまりにぴたりと閉まるので、まるで蓋が胴の一部に変化した瞬間を目撃してしまったような驚きがある。極めてシンプルな姿形の中に、一晩中語れそうな魅力が詰まっている、それが開化堂の茶筒である。