Vorterano(ヴォルテラーノ)とは?

File

ヴォルテラーノでは店主でありテーラーであり、パタンナーでもある岡本さんがテーラー以外に自らデザインする既製品(メンズのみ)も販売している。既製品の良さとテーラーリングの良さの両方を知っていて、なおかつコミュニケーション能力に長けているからこそ、柔軟な対応ができるのである。また、お客さんが喜んでくれるなら面倒なことでも惜しまないという岡本さんの思いから、型紙の制作から縫製まですべての作業を一人で行っている。こだわりぬいたオーダースーツを希望の方におすすめの一店である。

RECOMMEND

テーラー 森田智が指南。レディスオーダースーツを仕立てる前に知っておきたいこと_image

テーラー 森田智が指南。レディスオーダースーツを仕立てる前に知っておきたいこと

朝からのリモート会議にも慣れてきて、慣れてきたからこそどこか気持ちがシャキッとしない、なんてことありませんか?この淡々とした日常のカンフル剤の一つとして、画面に写る限られた表現の一つとして、そして気兼ねなく誰かに会う未来があることをイメージしながら、「心にも体にもピタッとハマる心地いいスーツ」を考えてみませんか。

当連載では、ビスポークテーラー「SHEETS」森田智さんが、レディスのオーダースーツについて、テーラーの視点ならではの基本からマニアックに仕立てるコツまでを解説していきます。

初回では、クラシッククロージングの魅力やレディスオーダースーツの過去から現代の流れなどをお届けしました。第2回は、実際にオーダースーツを仕立てる前に知っておいてほしいことをご紹介。テーラー森田さんならではの、オーダーのコツや注意点を手順ごとに教えてもらいます。

ビスポークテーラー「Sartoria Raffaniello」 ――不撓不屈の職人 ――_image

ビスポークテーラー「Sartoria Raffaniello」 ――不撓不屈の職人 ――

インタビュー第5弾は、Sartoria Raffaniello(サルトリア・ラファニエッロ)代表、テーラーの東徳行(ひがし のりゆき)さんを訪ねました。
ストラスブルゴの専属テーラーとして、その名を知る読者も多いと思います。是非彼に誂えてもらいたいというファンを世界中に持つ、人気の職人です。
そんな氏が遂に独立し、先月10月、大阪・北浜の船場ビルディングにビスポークテーラーをオープンされました。
今回のインタビューでは、ストラスブルゴで展開していたレーベル「Sarto Domenica(サルト・ドメニカ)」ではなく、ラファニエッロを屋号にした背景や、職人同士の横の繋がりに触れながらも、人となりを中心にお話を伺いました。
芸術大学を卒業し、リングヂャケットに7年間勤め、本場ナポリでの修行を経て、ストラスブルゴの専属テーラー、そして独立へ。いかにも順風満帆に見える、その裏側にもフォーカスし、センスの根源を探っていきたいと思います。私自身の経験や思いと重なり、話に耳を傾けながら涙腺が緩むのは、初めてのことでした。

秋冬の代表的な生地「フランネル」を徹底研究。タフで味わいのある、その特徴と魅力、お手入れについて_image

秋冬の代表的な生地「フランネル」を徹底研究。タフで味わいのある、その特徴と魅力、お手入れについて

スーツ・ジャケットをオーダーする前に知っておきたいあれこれ。連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のことでは、服地一つ一つの起源や特徴、お手入れ方法などを詳しくお届けします。

今回は、「フランネル」について。

「フランネル」といえば、秋冬のスーツやジャケット、学生のブレザーなどの衣類から、ブランケットなどの寝具にも使われている、やや起毛したフェルト状の生地を思い出します。また秋口に人気のネルシャツの「ネル」にも関係があるよう。

様々なアイテムに使われている「フランネル」について、その特徴と魅力、お手入れ方法を探っていきます。

世界的評価を受けるHIRO YANAGIMACHI。聡明な靴が出来るまで。_image

世界的評価を受けるHIRO YANAGIMACHI。聡明な靴が出来るまで。

国内国外問わず、通の革靴好きから支持されている柳町弘之さん率いるシューブランド「HIRO YANAGIMACHI」。服飾ジャーナリスト・飯野高広さんも「聡明な靴」と例える革靴たちは、製作の過程も非常に計算され洗練されたものだった。柳町さんが大切にしている靴づくりへのこだわり、そして見据える先について聞いてみた。