BESPOKEMAN(ビスポークマン)とは?

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ロンドン Savile Row「サヴィル・ロウ」にある英国王室御用達テーラー「Meyer &Mortimer」でビスポークカッターとして勤務していた金子勝氏が2013年に設立したブランド。

ロンドンから帰国したのち、SNSを通じた出張テーラーを開始。2018年5月からは銀座にアトリエを構えている。アトリエではアットホームな雰囲気の中、オーダーした手縫いスーツの制作過程を見ることができる。

ビスポークスーツのほか、スーツの要となる箇所をBESPOKEMANアトリエにて手縫いで製作したパターンオーダーも受け付けている。

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硬軟自在に操る美しい線。「BESPOKEMAN」テーラー金子勝の着る人に寄り添う服作り_image

硬軟自在に操る美しい線。「BESPOKEMAN」テーラー金子勝の着る人に寄り添う服作り

服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんによる連載「日本の実力派テーラーを訪ねる旅」では、テーラーの方々の工房へ実際にお邪魔し、現場の作業を見学しながら服作りのこだわり、テーラーを目指したきっかけから立ち上げまでの流れなどを伺っている。

今回は、銀座にアトリエを構える「BESPOKEMAN(ビスポークマン)」のカッターでありテーラーである金子勝さん。

「型紙の設定の違いがハウスカットと日本で呼ばれるものになるかと思いますが、実際にはオーダーされた方の価値観と世界観を足して作り上げていくものだと考えています」と金子さん。取材が進むにつれ、テーラーの技術だけでなく、着る人に寄り添った服作りの姿勢と彼の人柄も見えてきた。

「MUUSEO WORKWEAR SNAP!」 第1回 BESPOKEMAN 金子勝さん_image

「MUUSEO WORKWEAR SNAP!」 第1回 BESPOKEMAN 金子勝さん

各分野のプロフェッショナルの仕事着にフォーカスした連載「MUUSEO WORKWEAR SNAP!」

作業を効率的に行うため、そして自分の美学を貫くため。選びぬかれた仕事着には必然から生まれる美しさが備わっています。これがプロフェッショナルたちのリアルな仕事着。第1回はテーラー「BESPOKEMAN」を営む金子勝さんを紹介します。研ぎ澄まされた仕事の奥行きをお楽しみください!

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ポケットチーフの手引き 歴史・選び方・飾り方_image

ポケットチーフの手引き 歴史・選び方・飾り方

アクセサリーは日本語で「装身具」「付属品」と訳されます。あってもなくてもそこまで変わらないものだからこそ、時には権威の象徴として、時には大切な記念を刻む媒介として、言葉を超えてメッセージを伝えるもう一つの自分として用いられてきたのではないでしょうか。

ポケットチーフはスーツやジャケットという主役を引き立たせます。それと同時に、指輪やペンダントなどのアクセサリーと同様にメッセージを含みます。

指輪やペンダントは単体でメッセージを含むことが多いのに対し、ポケットチーフはジャケットやスーツ、ネクタイとの組み合わせによってメッセージを含みます。「組み合わせ」と聞くと少し身構えてしまいそうになりますが、言い換えれば歴史や選び方の基本的なところをおさえておけばメッセージに合わせて着る人自身で応用ができるということです。

この記事では、ポケットチーフの手引きとして歴史や使い方などを紹介します。教えてくださるのは服飾ジャーナリストの飯野高広さんです。