The Sleepers “Painless Nights”

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これは以前、個別に紹介していた物件なんですが、気になったので、再度、聴き直して、ちゃんと紹介したいと思います。メンバーはRicky Williams (Vo), Michael Belfer (G), Mike White (G), Ron Macleod (B), Brian Macleod (Dr)の5人組で、ヘルプにAlex Gibson (B), Tom Recchion (Dr), Paul Cutler (4Track録音)が参加しています。1977年にギターのMichael BedlerとTim Mooneyが始めたバンドにPaul DraperとRicky Williamsが加入して米国の南SFのPalo Altoで結成されました。因みにRickyは後にCrimeのオリジナルドラマーであり、Toiling MidgetsでもVoを務めています。それで、1978年秋に5曲入りシングルをJem Recordsからリリース。LAでは局地的にヒットしましたが、ツアーで行ったNYCとかでは今ひとつだったらしいです。Michael BelferのTaxedomoonっぽい(ネオ)サイケなギターとRicky Williamsのムーディーで捻くれた歌詞が最も特徴的であったとのことですが、歌詞カードがないので、私にはよく分かりません。このバンドは、西海岸のパンク/ニューウェーブ・シーンの中心であったレストランMabuhay Gardens(The Fab Mab)に出ていたバンドなんですが、このことを言われないとアメリカ西海岸のパンドとは思えず、英国のポストパンクっぽいサウンドと勘違いされるのでは?と思います。中々、一筋縄では行かない、ちょっとダークでメロディアスなギターワークと抒情的で粘り気のあるヴォーカル(時にメジャーシンガー並に歌い上げることも)を聴かせるバンドですが、NYCのTelevisionとかとも違っていました。そうですねぇ、例えば、Joy DivisionとBauhousが西海岸のドラッグでダウナーになっているとでも言いましょうか。このようなバンドがアメリカにも現れたのも、ちょっと意外な気もします。そんな西海岸の異端児を聴いてみて下さい。

A1 “When Can I Fly?” (3:17)
A2 “Walk Away” (2:48)
A3 “The Mind” (3:12)
A4 “Intro” (1:30)
A5 “Forever” (4:05)
B1 “Zenith” (3:55)
B2 “Theory” (5:50)
B3 “B-Side” (4:00)
B4 “Los Gatos” (4:12)

https://youtu.be/IZRfQabpyUE?si=tBF12cXsllQhpiX8

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