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デジタルカメラで、フルアオリ!! 「究極のベローズ」
プラウベル マキナ ベローズ、まるでホースマンLX45を小さくしたようなカメラです。
カメラのドイが、ドイツのプラウベル社から発売したカメラです。
一目見ただけで気に入ってしまい購入してしまいました。
ビューカメラ並みのアオリ機構を備え、専用のレンズを使用すれば無限遠から等倍まで撮影可能です。前枠のシフト左右各20mm、スイング40°、ティルト上下各40°、ライズ/フォール各40mm、後枠のティルト上20°下40°、移動することが出来ます。
マウント交換によりライカ判の各社一眼レフ、ペンタックスK、M42、オリンパスOM、キヤノンFD、コニカAR、ニコンF、ミノルタMD、ヤシカ/コンタックスYCの各種マウントに使用できます。
現在は、デジカメ用に、ソニーαE、ルミックス/オリンパスM4/3、キャノンEF、フジFX、シグマSAマウントを追加製作しましたので、ほぼ全メーカーのカメラを付けて撮影することが出来ます。
好いことずくめのベローズではありますが、昔のフィルム1眼レフのカメラの重みには耐えられず撓むのが難点で、強度不足を補う為ステー及びビス等に強度補強をしてあります。
レンズはライカマウント、#0レンズシャッターも使用可能です。専用レンズは4群5枚105mmF3.5でイメージサークルφ90mm、ライカ版はφ36mmのイメージサークルなので、倍以上煽ってもケラレる心配はありません。アタッチメントはφ49mmねじ込みですので、49mmのアタッチメントが取り付けられるレンズなら、このカメラに装着することが出来ます。
デジタルカメラの発売で様相が変わりました。特にミラーレス機はフランジバックが短いので、ベローズの蛇腹の厚みを相殺してくれるので、無限大が出るレンズが増えました。
モニターで被写体を見ながら、アオリを操作出来るのは最高に楽しいです。