Minolta P-Rokkor 75mm F2.5 バブルボケレンズ

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バブルボケ、玉ボケ、バブルソープ、バブルリング、シャボン玉ボケ、最近話題のバブルボケ写真です。
ドイツのメイヤー・オプティーク社が作ったトリオプラン100mmF2.8があまりにも有名ですが、中古相場がここ数年で10倍近くにも跳ね上がって、手が届かないレンズになってしまいました。
たった3枚のガラスからなる構成(トリプレット)で、昔はお手頃価格で買えたような気がします。
トリプレットレンズの設計上のちょっとした過剰補正をうまく利用することで生まれたのが、バブルボケ写真なんです。
そこで、3枚玉のトリプレットレンズを探して、見つけたのがミノルタのスライドプロジェクターMinolta Mini35 の Minolta P-Rokkor 75mm F2.5です。
P-Rokkor、PとはProjection_Lensの Pで、当然レンズには絞りが組み込まれていないので、絞りを組み込みたいので、フランジバックを計算したら、ペンタックスのレンズを加工すればピッタリ収まることが、判明したので旋盤で加工して、改造してみました。
解放で撮ると、バブルボケが見事に発生します。
柔らかい描写ですがピントの芯もあり、色彩の再現性もよく、なかなか侮れないレンズです。
絞りがそのまま使えるので、絞り込めばシャープな映像を撮すことも可能です。
女性ポートレートにも花の撮影にも、75mmの焦点距離は、使い勝手がいいかと思います。
一本で二通りの、性格の違う写真が楽しめます。

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