- Shimomotoyama3 Museum
- 5F 自然史(鉱物・化石標本)
- メガロドンの歯化石(国産?)
メガロドンの歯化石(国産?)
【推定年代】
新生代新第三紀中新世〜鮮新世(約2500〜400万年前)
【産地など】
産地不詳(国産?)
【解説】
メガロドン(Otodus megalodon,ムカシオオホホジロザメ)の、2/3程度残存した歯化石。最長辺9cm、重量126g。
歯根部は割れており、歯冠のセレーションも摩耗気味だが、紹介済みのUSA産や宮城県産程ではないにしろ全体的に状態良く形態保存されている。
歯根部に現生と思われる貝類や藻類付着の痕跡が多量に残っており、間違いなく海中採取品である。
産地不明だが、この特徴的な状態や入手経緯(東北の業者経由)から国産メガロドン(特に房総半島にある鮮新世の海岸露頭産)の可能性が高いと見ている。