1924 ベントレー3ℓ
戦前のマシンもコレクションしていきたいと思っていたところで発売され、購入しました。 1923年に始まったル・マン24時間耐久レースは、まだフランス国内のローカルレース的存在でしたが、その第1回大会から参戦した海外勢の一つがベントレーでした。 現在と同じく高級スポーツカーメーカーだったベントレーは、創業者のウォルター・オーウェン・ベントレー自らが指揮を執ってル・マンに参戦したことから宣伝効果の大きさを知り、第2回大会は前年にトラブルが出た部分を改良して臨みました。 ロンドンでベントレーのディーラーを営むジョン・F・ダフとワークスドライバーであるフランク・クレメントのコンビが駆るこのマシンは、ギアボックスに不調を抱えながらもライバル達の脱落に助けられ、唯一の海外勢ながらル・マン制覇を成し遂げました。 今では博物館でしか見られないクラシックなスタイルとブリティッシュグリーンが美しい、戦前のスポーツカーを代表するマシンをじっくりと観察できるところが、ミニカーの良いところですね。 #コレクションログ