1975 ガルフ・ミラージュGR8
おそらくスパークが今みたいにメジャーなメーカーではない頃だったのではないかと思いますが、ケースがきちんとプチプチに包まれて箱に入っているモデルで、マニアックな車種のモデル化にテンションが上がって、当時は高かったと思いますが(今もですね・・)、奮発して購入した記憶があります。 この年のル・マンは、石油危機や選手権から除外された影響からメーカーがワークス参戦を見送ったため、燃費の良いノンターボのフォードDFVを積んだマシンだけが参戦した感のあるレースとなりました。 ガルフ・リサーチ・レーシングからエントリーされた2台のGR8には、10号車にヴァーン・シュパンとジャン・ピエール・ジョッソー、11号車にジャッキー・イクスとデレック・ベルという名だたるドライバー達が乗り込み、大方の予想通りレースをリードして最終的には11号車が優勝し、黄金コンビの1勝目を記録することとなりました。 モデルは透明樹脂とオレンジのラインデカールが徐々に劣化してきていますが、全体のプロポーションは非常に良く、マイナー車種好きの心を満たしてくれる、大好きな一台です。 #コレクションログ