1770 “LE FARDIER” キュニョーの砲車
1770 “LE FARDIER” キュニョーの砲車 https://muuseo.com/Koshichi-museum/items/211 Koshichi 行きつけのミニカー屋さんのメルマガを見て知り、すぐに予約して入手しました。 いつもレーシングカーを買っているので、お店に着くと店長さんに「珍しいですね!こういうのもお好きですか?」と聞かれ、「自動車であればレーシングカー以外ももちろん好きですし、これは世界最初の自動車ですからね!」という話をしました。 18世紀フランス、ルイ15世の時代に陸軍大臣から指示を受けた軍事技術者ニコラ・ジョセフ・キュニョーが、馬に代わって大砲を引くために開発した車両で、後に世界初の自動車として認定されたものです。 フロントにエンジンならぬ水を沸騰させる大きな釜を備え、前輪を駆動・操舵するFFとなっています。 時速は9km/hほど出たようですが、すぐにガス欠ならぬ水欠になっていたようです。 釜の大きさを見る限りトラクションがよくかかりそうですが、舵も相当重かったようで、モデルとなっている2号車は壁に衝突してしまい、世界初の自動車事故という不名誉な記録も生んだようです。 モデルは、実車を(写真を含んで)見たことが無いので忠実度がわかりませんが、BRUMMのモデルらしく、良い意味でプアな味のある出来です。 前輪がステアするようになっていますが、舵は繋がっておらず、スロットルレバー(と思われるもの)が舵のように動きます。 記念碑的な意味合いで購入したこともあり、リアルさをどうこう言うつもりは全く無いので、手に入れただけで非常に満足ですし、ずっと眺めていると、なんだか可愛らしく見えてきて、フィアット500などと並べて飾りたくなる一台です。Koshichi note https://note.com/koshichi Koshichi|note 行ったこと、見たこと、大好きなクルマのこと、思いのままに書いてみる。 https://note.com/koshichi