Hanging clocks  -  1    Ansonia HABANA

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Ansonia HABANA type hanging clocks

Ingrahumの金達磨と Ansoniaの Habana は、私がこの世界に迷い込んだ当時 コレクターのマストアイテムでした。  

tear dropと呼ばれる優美な意匠。 眉間に取付けられたマリア像、

銀彩で描かれた、花籠や孔雀などのガラス絵 (確か、7パターン程でしたか?) 完璧です。

1900年の第5回 パリ万博では、絶讃の人気を博したとのこと。

Ansonia の hanging clock には都市名が付けられたものが多い。

ガラス絵は7種類あり、下段右端の鳥の図柄のものだけがが欠番になっています。 

その内、巡り会えるのでは・・・と期待しています。

さて、同社では、このスタイルの Mantel clock (置き型時計)を、Parisian と名づけてで製造していましたが、 

何故か、日本人のライフスタイルには合いませんでした。   

New Haven 社や、WELTCH社などでも類似デザインのものが、多数有ります。

日本では、尾張時計などで、盛んにコピーモデルが作られました。 が、イメージの焦点と思われるポイントが、マリアではなく、平べったい顔つきの弁天さまです。 
明治の日本を思い浮かべれば、当然なことでしょう・・・・これも愛嬌・味と言えば味なんでしょうね。

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