- 0318 Museum
- 4F Hanging clocks
- Hanging clocks - 1 Ansonia HABANA
Hanging clocks - 1 Ansonia HABANA
Ansonia HABANA type hanging clocks
Ingrahumの金達磨と Ansoniaの Habana は、私がこの世界に迷い込んだ当時 コレクターのマストアイテムでした。
tear dropと呼ばれる優美な意匠。 眉間に取付けられたマリア像、
銀彩で描かれた、花籠や孔雀などのガラス絵 (確か、7パターン程でしたか?) 完璧です。
1900年の第5回 パリ万博では、絶讃の人気を博したとのこと。
Ansonia の hanging clock には都市名が付けられたものが多い。
ガラス絵は7種類あり、下段右端の鳥の図柄のものだけがが欠番になっています。
その内、巡り会えるのでは・・・と期待しています。
さて、同社では、このスタイルの Mantel clock (置き型時計)を、Parisian と名づけてで製造していましたが、
何故か、日本人のライフスタイルには合いませんでした。
New Haven 社や、WELTCH社などでも類似デザインのものが、多数有ります。
日本では、尾張時計などで、盛んにコピーモデルが作られました。 が、イメージの焦点と思われるポイントが、マリアではなく、平べったい顔つきの弁天さまです。
明治の日本を思い浮かべれば、当然なことでしょう・・・・これも愛嬌・味と言えば味なんでしょうね。