オペラワンダーランド

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 1993年6月30日発行。クラシック音楽のファンにとってオペラはその中のジャンルの一つ、という捉え方が普通なのかな。少なくとも私はそうですが、飽くまで私見です。ただ、他のクラシック音楽は日常的には聴かずともオペラは好きだ、という人は間違えなく数多くいます。入手当時、自分の周囲のそんな趣味嗜好の何人かに本書について尋ねてみたのですが、「オペラ入門書としては良書だ」というのが主な意見でした。昨今、映画やドラマはネット配信やレンタルなどで自分の観たいものに辿り着きやすくなりましたが、まだまだオペラはそうではないですね。本書は、CDでオペラを聴く際に、見ることのできない舞台上の出来事への妄想を方向付けるのに打ってつけで、現在でも座右の一冊です。あと、海外の主なオペラハウスの紹介も興味深かったです。

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