第五次発行10銭青色:Plate II シートリコンストラクション (途中報告: 2023/11/28アップデート) / 5th Issue 10 Sen Blue Plate II Sheet Reconstruction (interim report - updated Nov 28 2023)

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【2023/10/7:当初報告】

第五次発行10銭青色・第2版(Plate II)のシートリコンストラクションの途中経過。Plate Iとともに今年の6月から始めておよそ4ヶ月の作業の結果で、こちらも全体の約80%が完成し、残り10ポジションとなった。

この再構築シートもさまざまな色調が入り混じって眺めていて美しい。

手持ちの単片、マルチプルを使って作成しているのであるが、面白いことに、Plate IとPlate IIとでほぼ同じペースでリコンストラクション作業が進んでいる。

第五次発行印紙は、原版を電胎法で増殖して印刷用の実用版を作成して印刷されたものであるが、版が2つある1銭と10銭については、それぞれの版の印紙がほぼ同じ割合で存在することがわかっている。このことから、2つの版を組み合わせた2面版(双子版)を使って印刷されたという説もある。

10銭のリコンストラクション作業が2つの版で同ペースで進んでいることも、双子版での印刷説を裏付ける面白いエビデンスとなるのかも知れない。

(Plate I についても進捗の都度改めてご紹介いたします)

【2023/10/29 アップデート】

当初報告からおよそ3週間で4ポジションが埋まって、10月29日現在で残り6ポジションとなりました(画像1枚目を最新版に変更)。
Plate I も同じペースで少しずつ埋まっているのが不思議ですが、Plate I, IIの存在確率が同じ=双子版(2つの版を組み合わせて一気に印刷する)を裏付けるさらなるエビデンスとも考えられます。
このペースですと、年内の完成は苦しいと思われます。

【2023/11/28 アップデート】

前回の報告から1ヶ月で埋まったポジションはわずか2つ(Pos. 12/22の縦ペア)ですが、これでシートの左半分+6列目が完成し、残り4ポジションとなりました。だんだんとフルシートの形に近づいてきています。
しかしながら予想どおり大幅なペースダウンで、マテリアルの入手のペースも伸び悩んでいるので、これからが真の正念場です...
(ちなみにPlate Iは進捗なし。証書貼りの印紙では2ポジションを追加確認できていますが、単片は未だ追加できていません)
年内にいくつ穴が埋まるのか、急がず慌てずに取り組んで行きたく思います。

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