第三次発行1銭黒色:基本目打(その1) Perf. 11 / 3rd Issue 1 Sen black : basic perforations (part 1) Perf. 11

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第三次発行1銭黒色の基本目打はピッチ11(Perf. 11)、ピッチ13(Perf. 13)と複合目打のPerf. 13x11の3種類。

ここではそのうちPerf. 11を展示する。

1枚目は標準的なピッチ11目打。

2枚目は証書貼りのものであるが、標準的なものに比べると目打穴が大きい。時期的には第五次発行1銭黒色や10銭青色で見られるようなPerf. 11L(11大穴)は出現する前のはずなので、標準的なピッチ11目打の変動幅であるとしか考えられないが、それにしても大穴なので目立つ。

3枚目は逆に目打穴が小ぶりな例。いわゆるPerf. 11sほど小さくないように思われるので、これも標準的なピッチ11目打の変動幅であるとしている。

ちなみにこの印紙は一般的にオフセンターのものが多く、糊の性質もあって単片では丸まったりシワが寄ったりしているものがほとんどで、綺麗な目打のものを揃えることだけでもなかなか苦労する、難儀で難しい印紙という印象を持っている。

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